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ハロウィンだよ!ぷよぷよ小話!

アミティ「トリックオアトリート」

アルル「ここにカレー味のチョコとチョコっぽいカレーがあります」

アミティ「どっちもカレールーだね!?」


アルル「タイミング良くお菓子なんか持ってるわけないじゃん家も無いのに」

アミティ「(家も無いのにタイミング良くカレールーは常備してるんだ…)」

アルル「からの、トリックオアトリート!」

アミティ「ふふふ、そう来ると思って自作のお菓子を用意しておいたよ!」

アルル「ごめんなさい」

アミティ「え? なんで謝るの?」

アルル「勘弁してください」

アミティ「そんな深々と!? あたしのお菓子食べるのそんなに嫌!?」

アルル「命だけは…命だけは……!!」

アミティ「命だけは!?」ガーン


~~~


アルル「ちょっと取り乱したけど、今日は先制攻撃が撃てればお菓子が貰える日」

アルル「ボク、これから回収に回ろうと思ってるんだけど…来る?」

アミティ「うん! あたしもレムレスとかにお菓子貰おうと思って仮装用意してたんだー」

アミティ「ほら、カボチャぷよ帽」

アルル「ボクも昨晩作ったカレーに使ったカボチャでフルフェイスのマスク作った」

アミティ「マスク……」

アルル「顔がじっとりする」

アミティ「だろうね……」



シグ「……カボチャだ」

ラフィーナ「………」

アミティ・アルル「「トリックオアトリート!」」

シグ「レムレスのでいい?」スッ

ラフィーナ「ハロウィンって別にカボチャ祭りじゃありませんのよ……?」

アミティ「えっ」

アルル「違うの?」

ラフィーナ「元はカブらしくってよ」

アミティ「あちゃー、カブを被るのが正解だったかー」

ラフィーナ「何でもかんでも被ろうとするんじゃない!」

アルル「カブだけに」

ラフィーナ「やかましいっ!!…ですわ!」


~~~


アルル「トリックオアトリート!」

ウィッチ「……あ~らアルルさん、正真正銘本物の魔女に
     仮装してお菓子を要求するの? 良いご身分ですわね」

アルル「う、ご、ごめんなさい……」

ウィッチ「冗談でしてよ、飴玉で良かったら差し上げますわ、お二人さん」

アルル「ありがとう!」

アミティ「あたしにも? 今日は気前良いねウィッチ!」

ウィッチ「ちょっと昔の物整理してたら良いレシピが出てきて…」

アルル「え」

ウィッチ「コホン、一回に二粒まで、服用前後数時間は
     コーヒー・酒類は避けておいしく召し上がってくださいませ!」

アミティ「これ絶対なんか入ってるよね!? お菓子の注意じゃないよね!?」

アルル「この飴何味なの?」

ウィッチ「未来と希望の味ですわ」


アルル「よし捨てよう」

ドラコ「ただいまー!」バサッ

ウィッチ「おかえり」

アルル「ドラコどっか行ってたの?」

アミティ「わあ、お菓子がいっぱい! レムレスのとこ?」

ドラコ「ううん、海の向こうの人間の街!」

アミティ「えっ」

アルル「……そ、それはまずいんじゃ……」

アミティ「あっちの方、魔物どころか魔導師もほとんどいないよ……?」

ドラコ「だいじょーぶだいじょーぶ! 実は昔からやってたもん!」

アルル「ボク達の世界に居た頃から? 騒ぎになるでしょ」

ドラコ「飛んだり火吐かなきゃなきゃヘーキヘーキ! 堂々と人前歩けるし
    クオリティたかーい! とか褒められるし、お菓子も貰えてスリリング!」

ウィッチ「サタン様にもやめろって言われてるのに、ハロウィンになると浮かれちゃって…」

ドラコ「えー? でもあたし以外にもやってるコ結構いたよ? バレないバレない」

アミティ「ハロウィンに衝撃の新事実が……」

アルル「心霊映画撮ると幽霊が集まるって言うし、そういう感じなのかな…」


~~~


フェーリ「センパイ、また女の子にお菓子たくさん配って……」

レムレス「? 男の子にもたくさん配ったよ?」

フェーリ「そういうことじゃ……、……」ムスッ

レムレス「……んー……、……」ニヤ

レムレス「そうだ、フェーリからまだアレ、聞いてないな」

フェーリ「(センパイお菓子配るの本当に好きね……)」

フェーリ「トリック・オア・トリート」

レムレス「じゃあ僕はトリックにしようかな」

フェーリ「……、……!?」

レムレス「フェーリってどんなイタズラするのかなーって思ってね」クスッ

フェーリ「うぅ…(イタズラ…? 盗聴器とか普段仕掛けてるけど、まさか言えないし……)」

フェーリ「(ど、どうしよう……)」

レムレス「(困ってる困ってる、かわいいなー)」

フェーリ「……あぅ……(漫画みたいにキス…なんて出来るわけないじゃない!)」ジワ

レムレス「!、ご、ごめんねフェーリ、いじわるだったね、キャンディーあげるよ!」オロオロ

フェーリ「……いただきます……」グスッ




アルル「黒づくめのお兄さんが小さい子を飴で泣きやまそうとしてる」

アミティ「悪意ある言い方やめてあげて!!」



~~~


サタン「………」ジリッ

ルルー「サタン様」

リデル「お兄様」

ルルー・リデル「「トリックオア・トリート」」ニコッ


サタン「(な、なんだこの悪寒…これは…殺気……?)」ゾクッ

サタン「(いや落ち着け…、トリック・オア・トリート……)」

サタン「(トリックかトリートか、選択権はこちらにある!)」

サタン「トリートだ、お菓子ならここに――」

ルルー「私達はこちらを召し上がりたいですわ」ニコッ

 ギュッ

サタン「………」タラー…

サタン「お菓子は確かに渡したからな!!」バッ バサッ!!

リデル「あ! 上着を脱ぎ捨てて…!」

ルルー「お待ちになってサタンさまぁ!!」ダッ

リデル「お、おいてかないでくださーい!」タタッ



アミティ「お菓子どころじゃなさそうだね」

アルル「巻き込まれたくないし他所いこっか」


~~~


シェゾ「なんか雑なカボチャが歩いてくると思ったらお前達か」

アミティ「雑なカボチャって……」

アルル「シェゾこそカボチャなんか手に持って何してるの?」

シェゾ「暇つぶしにカボチャ細工に手を出したんだが、
    ガイコツに店に並べたいと頼まれてな、今掘ってるところだ」

アミティ「(……おしゃれコウベかな?)」

アルル「これが作ったやつ? へえ……、よく出来てるじゃん、相変わらず器用だね」

アミティ「顔のバランスも厚さもカンペキ……、どうやって作ったの?」

シェゾ「小細工など必要無い……この俺と、闇の剣の力が合わさればな!

アルル「闇の剣泣いてるよ」

アミティ「ところでくりぬいた中身は?」

シェゾ「勿体ないからパイとケーキにした」

アルル「トリックオアトリート」ジュルリ

シェゾ「食欲に正直だな」

アミティ「あたしも欲しい!」

シェゾ「俺はもうちょっと作業するから勝手に食ってろ」





『異世界』



ラグ「ガオー、トリックオアトリート」

ホーリー「トリックオアトリート♪」

レティ「狼男に…ハーピーかな?」

ラグ「ぐーたんに着ぐるみ作って貰った」

ホーリー「ハーピーさんの衣服を真似て作りました」

レティ「……二人とも見た目的には仮装要らなそうだけど……」

ラグ「え?」

レティ「いやなんでも…、はいどうぞ。時間無かったから市販のだけど…」

ホーリー「むしろありがたいです」

ラグ「むしろありがたい」

レティ「どういう意味!?」



~~~


リルル「デッドオアライフ?」スチャッ

シェル「………」スッ

リルル「サンダー!」

シェル「サンダーストーム!」



 バチバチッ!


リルル「(雷に雷を合わせて…、眩しッ…!)」

リルル「(…シェルは!?)」キョロキョロ

シェル「後ろだ」

リルル「! ヘブン――」

シェル「させるか!」ザッ

 ズンッ!

リルル「……ッ……!!」




リルル「……甘……」

シェル「これが毒薬だったら俺が勝ってたから俺の勝ちだ」

リルル「毒なんて使ったことないでしょ…」モゴモゴ

シェル「…『お前は住民に怖がられすぎだから菓子でも配ってなんとかしろ』って
    飴をたくさん渡されてるんだ……黙って食え……」

リルル「だからって口に突っ込まなくても……」

シェル「じゃあ俺が普通に渡したら受け取ったか」

リルル「罠を疑う」

シェル「………」

リルル「………」コロコロ


~~~


ハグ「とりっく、おあ、とりーとー♪」

ピーナ「どうぞ」

リティ「やあ二人とも、……ハグは狼男?」

ハグ「んー、ウェアウルフ♪」

リティ「違いがわからないよ…」

ピーナ「でも狼男よりも人狼の方が怖いイメージありますわよね…」

リティ「……、トリックオアトリート」

ピーナ「!」

リティ「あ、いや、ハロウィンだからなんとなく…」

ピーナ「……も、持ち合わせ、ないのですけれど……」オド

リティ「え」

ピーナ「リティさん、いつもくれる側だから……、その……」

ピーナ「……イタズラ、する?」マジマジ

リティ「ええ、っと……、……いいの?」

ピーナ「えっ? ……はい……」

リティ「(待っていいのって何!? 何の確認をしたのあたしは!?)」

ピーナ「(リティさんなら大したことしなさそうだし……)」

ハグ「(リティがじばくしたフンイキ……♪)」

リティ「(普通に『別にいいよ』とか言っておけば……!)」

リティ「(ど、どうしよう、気まずい……!)」

ピーナ「………」モジモジ

リティ「(い、いや、この状況で待たされるのはもっと気まずいはず……!)」

リティ「(は、はやく何か、何か軽いイタズラしなきゃ!!)」バッ

 ブワサァッ

ピーナ「!」

リティ「……、………」ハッ

リティ「うわああああああん!!!」ダッ

ピーナ「り、リティさん!? リティさーん!?」

ハグ「(スカートめくってにげてった……♪)」

ピーナ「ちょっと無茶振りしてしまったかしら……」

ハグ「そうだねー♪」

ピーナ「追加のお菓子用意しに行ってきますわ」

ハグ「いってらっしゃーい♪」






『テト号』


ジェイ「トリックオアー!」

エル「トリートッ!」


ティ「なんだそれ」

ジェイ「お菓子くれなきゃイタズラなんだよ」

エル「プリンプの人たちが言ってた!」

ティ「なんか知らないけどお前達はいっつもイタズラしかしてないだろ!」

ティ「おっと、定期報告の時間だ。忙しいから後でな」

ジェイ・エル「………」ムスッ





ティ「――以上。本日も以上無し!」

ティ「(それにしてもあいつらやけに素直に引いたな……)」

ティ「(……また何か企んでるんじゃ)」ガチャッ

 ニチャッ

ティ「!?」

エス「あらティ、艦長室の前で立ちすくんでどうしたの?」

ティ「………」

ティ「……凄く嫌な物を踏んだ気がする……」

エス「えっ」

ティ「あ、足上げるぞ……」

エス「ちょ、ちょっと! エスが見えないようにやってよ!!」クルッ

ティ「………」スッ

無残なG「」ニチャ

ティ「」スッ


エス「な、なんで足戻したの!? 何があったの!?」

ティ「………」フルフル

エス「聞かない方が良さそうね……」


~~~


ティ「フリスビー構えたら裏にガムくっついてたり」

ティ「テトリスが糊付けしてあって意味不明なくっつき方したり」

ティ「挙句の果てにタオルに丁寧に小麦粉が塗してあって風呂上がりがご覧の有様だよ!」マッシロ


エス「いいから上も着なさいよ、そのまま天ぷらにするわよ!」

ティ「今日のイタズラひどすぎるだろ! もう色々ボロボロだよ!」

エス「……、ティ、あの子たちにお菓子あげなかったでしょ」

ティ「? ……、あ、そういえば……」

エス「子供はああいう行事大好きなんだから、ちゃんと用意しなきゃだめよ?」

ティ「エス、昨日から張り切ってお菓子色々作ってたもんな……」

エス「ふふーん、エスは可愛いだけじゃなく情報通だから、色々用意してたの!」

エス「ほら見て見て、カボチャでランタン作ってみたの! 可愛いでしょ!」

ティ「って、エスだってかなりはしゃいですじゃん、子供ー」ケラケラ

エス「………」

ティ「………、じょ、冗談……」ヒクッ

エス「……トリックオアトリート」ニコッ

ティ「えっ、だ、だから持ってないって」

エス「知ってる。覚悟してなさいよね」スタスタ




ティ「……おれ死ぬかも……」

アイ「今のはお前が悪い」

オー「ビビビー」





終われ


大分時期を逃しましたがちょっと前から考えていたハロウィン小ネタです!
私にとっては小さくて珍しいカボチャを買ってきてくりぬいたり眺めてみる行事でしかないです…
(尚ブログのネタにしようとしたもののくりぬきに失敗してボツになった模様(・ω・` ))
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バレンタインだよ! ぷよぷよ小話!


アミティ「ハッピーバレンタイン!」

ラフィーナ「……は、ハッピーバレンタイン……」

シグ「………」ガクブル

アミティ「二人ともどうしてそんな隠れるような場所に? もしかしてもしかしなくてもそういう関係!?」キャー

ラフィーナ「(どっかにテロチョコ配り歩いてる人が居るからですわ……)」

シグ「………」ブルブル

アミティ「はい! 二人にチョコレートだよ!」

 ゴポポゴボゴポポポポポゴポッ…

ラフィーナ・シグ「「」」ビクッ

アミティ「あげる!」

ラフィーナ「あ、ありがとう……(何かが猛烈に泡立ってる……)」

シグ「……ありがと……」ガクガクブルブル

アミティ「震えるほど嬉しい? そんなに喜んでくれるとあたしも嬉しいよ!」


~~~


クルーク「ハピバ? はてなんのことやら、誰かの誕生日かな?」

エコロ「わー誰の誕生日なんだろうね、おめでたーい」




おにおん「おおん、おおおん(見ろ、負け犬の現実逃避だ)」

どんぐりガエル「けーろ(おにおんは彼女に貰ったの?)」

おにおん「うおん! おにおん!(勿論! みろ! 手作りだぞ手作り!)」

おにおん「おおおん! うおーん!(ちょっとボロボロだけど、きっと最高の愛が篭もって)」

どんぐりガエル「けろ、ぷー(あ、噂をすればおに子)」





おに子「ちゅちゅ……、ちゅー!(これ……、受け取ってください!)」

シグ「……?」

おに子「ちゅー、ちゅちゅっちゅっ!(いっぱい失敗しちゃって、やっと成功したの!)」

シグ「くれる? ……もらう。ありがと」

おに子「ちゅー?」





おにおん「………」

どんぐりガエル「………」




~~~


シェゾ「バレンタインは女から男に渡すだけの日じゃない。くれてやる」

アルル「ありがとう!」

ルルー「あら……、既製品? 珍しいわねあなたが」

シェゾ「? 自作だぞ?」

アルル「えっ……、このラッピングとか箱も?」

シェゾ「勿論」

ルルー「こんな物まで作れるなんて…女性としてなんか腹立つわね」

シェゾ「俺は気付いたんだ。物も者も中身が一番とは言うが、
    外見が良くなければ中身の良さを知られる機会も無いことに……!」グッ

アルル「なんか熱く語ってるけどやってることただのチョコ職人だよね」

ルルー「しかもアンタ逆じゃない。外見良いのに中身がアレ

シェゾ「うるさい!」


~~~


ユウ「あやクル! ハッピーバレンタインデーだよ!」

あやクル(魂)「は、はっぴーばれんたいんでー……、ありがとう」

ユウ「レイくんにも渡したし、あやクルにもあげなきゃだよね!」

あやクル(魂)「甘いものは嫌いじゃない。クルーク、持っておいてくれ」

クルーク「(ぐぬぬ……)」ギリギリ




クルーク「なんでアイツばっかり……、一人くらい僕にくれたって」

ラフィーナ「クルーク!」

クルーク「うわっ!? な、なんだ驚かせるなよ」ビクッ

ラフィーナ「……その、これ、何も言わず受け取りなさい」

クルーク「え? これって……、チョコレ――」ドキッ

ラフィーナ「じゃあ、用は以上ですわ!」ダッ

クルーク「あ、ちょ、ちょっと、ラフィー……」

チョコ箱「ゴポポポポポッ! ゴボゴボゴボゴボゴボボボボッ!! ゴボッ!!!」

クルーク「チョコから異音がするんだけど!? ねえ!?」

クルーク「これどうしろと、ちょっ、ラフィーナアアアアアアア!?」



~~~


りすくま「おや?」


りんご「まぐろくん!」

まぐろ「なんだい、りんごちゃん☆」

りんご「これを受け取ってください!」


りすくま「(あ、あれは……後輩達が青春をドキュメンタリーしている……!?)」サッ

りすくま「(私を差し置いてリア充化……だと……)」



りんご「科学的に、完璧に制作いたしました! いかがでしょう!」

まぐろ「少々ざらつきがあるね、テンパリングが足りない☆」モグモグ

まぐろ「あと若干の分離が……お湯入ったのまあいっかで誤魔化したでしょ☆」

りんご「ぐぬぬ」

まぐろ「料理も科学も基礎をキッチリと守ることが大切だからね☆」

りんご「論破された。くやしい」



りすくま「(……あ、これなんか違うな)」ホッ



~~~



リルル「今日は平和だな……」

リルル「バレンタインだからシェルとも一時休戦だし、僕もたまにはのんびり――」


 ドゴオォォォォォォォン!!


リルル「………」






リルル「一体何の騒――」

レティ「」ドロォ

ハグ「」ドロォ

アミティ「」ドロォ

リルル「――ってなにこれ!? 皆どうしたの!?」

リルル「茶色くてどろどろしたものが体中に……口にも詰め込まれてる。これは一体……」

リティ「助けてリルル!」

リルル「リティ!?」

怪物「アンギャアアアアアアア!!!」

リルル「な、何あの泥沼の化身みたいな……!」

リティ「あたしも何とかしようとしてるんだけど、手に負えなくて……」

リルル「わかった。僕に任せてリティは後ろへ!」ザッ

リティ「魔法で援護するね!」ボウッ


怪物「ギャオオオオオオオオ!!!」ドロドロ…

リルル「(泥の怪物? 気持ち悪い……なんでプリンプにこんなモンスターが……)」

リルル「……っと!」タッ

 ベシャベシャッ!

リルル「(泥を飛ばして攻撃してくるのか…、あまり距離を取っても危ないな)」ズサッ

リルル「一発で、頭をふっとばす!!」ゴウッ

怪物「!」バッ

リルル「甘い! じゅげむ!!」


 ボォォォォォン!!

リルル「やった――」

怪物「」ヌッ

リルル「――ッ!?(新しい頭が生えて……!?)」

怪物「キシャアアアアアアアアア!!!」ベショベショッ

リルル「うわあああっ!!」ベショッ

リルル「う……、ドロドロが纏わりついて……、……?」クンクン

リルル「(……なんか……甘い匂い?)」


リティ「リルル! 上!!」


リルル「えっ、うわっ……」

怪物「アンギャアアアアアア!!!」ベシャァァッ!!

リルル「もごっ!?」ズボッ

リルル「(口に入った…! まさか毒とかじゃ……)」ゲホゲホ

リルル「………」

リルル「……甘い……」

リルル「……っていうか……チョコ?

リティ「実は夕べから作ってたチョコレートなんだけど制御が効かないの……」

リルル「やっぱりか!! チョコって制御するものじゃないから!!」


リティ「それどころか、あたしが親しく思ってる人の口にチョコを捻じ込んで溺れさせるし……」

リルル「バレンタインを恐怖の行事にしないの! ……、……親しく?」

リティ「うん……、大きな音がしてるから来ないとは思うけど、ピーナが来る前になんとかしなきゃ……」

リルル「(親しく思われてたんだ……、ちょっと嬉s)」

怪物「ギャアアアアアアアアアス!!!」ボンッ!

リルル「」ドベショォ!!

リティ「リルル!?」



~~~


スルー「ぐーたんさまー……」フラフラ

ぐーたん「スルーか、どうした?」

スルー「これ、さしあげますわ……」ニコッ

ぐーたん「ん? ああ、ありがとう……、………」

スルー「どうかしましてー…?」フワァ…


「シグガタオレタ!」「キャアチョコノバケモノガ!!」「オオオオン! ウオォォォォォン!!」


ぐーたん「いや……。普通であることは幸せなことなのだと思い出してな……」

スルー「そうですね~……?」



終われ

かなり遅れましたがホワイトデーよりはバレンタインの方が近いので
まだまだバレンタイン小話です!(

節分ですよ! ぷよぷよ小話!


おにおんA「おん……おおん、おん……!!(ヤツが……ヤツらが、来る……!!)」

おにおんB「うおぉぉん……(やってきちまったな、この季節が……)」


おにおんC「おおん、おにおん……(生きて会おうぜ、相棒……)」

おにおんD「おにおん……、おおん……(逃げ延びろよ、絶対に……)」

おにおんE「おおん! おおおん!!(もう嫌だ! もう限界だ!!)」

おにおんA「おにおん!?(おにおん!?)」

おにおんE「おおおおん!? うおおおおおん!!
      (こんな場所に集まって何になる! 目立つだけじゃないか!!)」

おにおんB「おん! おおん!!(落ち着け! こんな時こそ話し合いが大切なんだ!!)」

おにおんC「おんおん! おんおーん!!(そうだ! やみくもに逃げたって見つかるだけだ!!)」

おにおんE「おおおん! ばっごおおん! ばっどおおん!!
      (こんなの見つけてくれと言ってるようなもんだ! 一網打尽だ! 馬鹿げてる!!)」

おにおんD「おにおん! おおん!!(冷静になれよ! 上手く隠れて一日凌げば)」

おにおんE「めっごおおん! おんおーん!!(もう嫌だ! 俺は勝手に逃げるぜ!!)」ガサッ

おにおんA「おおおん!! (あっ馬鹿!!)」



 「みーつけた♪」


おにおんE「……う、おん……?」


ドラコ「鬼は――外ォッ!!!」ブンッ

 バシィィィィッ!!

おにおんE「めぎょおおおおん!!」

ドラコ「今だ! ドラコバーニング!!」ゴォォォォォォォォ!!






おにおんE「」プスプス

ドラコ「がっうー♪ プリンプの鬼狩りは楽しいな-! 今日はタマネギたっぷりカレー♪」

ウィッチ「タマネギが歩いているなんて変な森ですわよね」

ドラコ「こっちはナスが歩いてるし、まータマネギが居てもおかしくないんじゃない?」



~~~


アミティ「鬼はー外-!」

ラフィーナ「鬼は外-!!」

リデル「………」


アミティ「どうかした? リデル」

リデル「いや……、私のことじゃないとわかっていてもなんか……」

ラフィーナ「鬼じゃないのでしょう?」

アミティ「雷落としたりするけどリデルは鬼じゃないよね?」

リデル「そうですけど……なんか……」

アミティ「鬼はーそとー!!」

ラフィーナ「鬼は外-!!」

リデル「というかあえて私の周りでやってませんか!?」

アミティ「いや、全然そんなことないよ?」

ラフィーナ「ちょっと反応が見てみたかったとか全然そんなことはありませんわ」

リデル「これだからこの季節は嫌なんです-!」

リデル「去年なんか意味深なお面渡されましたし!」

アミティ「ぶっちゃけリデルって鬼だよね?」

リデル「じゃないです! いい加減にしないとアミさんでも雷落としますよ!」


~~~


 「おーーーーーん!!」


シェゾ「一週間分のタマネギ確保!」

ルルー「ここの節分は的に困らない上に食材の入手も出来て一石二鳥ね」

シェゾ「恵方巻の材料を買うのに皆使っちまったからな、しばらく自給自足だな」

ルルー「そういやあなたどうやって稼いでるの?」

シェゾ「洞窟掘るときに出てきた鉱石売ってる」

ルルー「……今度は炭鉱夫に転職?」

シェゾ「やめろ俺は今も昔も闇の魔導師一筋だ!!」

シェゾ「ただちょっと可能性を広げることで魔導師としての視野をだな……」

ルルー「(……魔導師としての視野と恵方巻を真剣に作るの、何が関係あるのかしら……)」



~~~


 バッキィィィィィ!! メキィィィィィッ!!


おにおんA「おおおおん!?(なんの音だ!?)」

おにおんB「おお、うおおおん……(あ、あれは、あんなの豆じゃない……!)」

おにおんC「おん!? おおおん!!(木をなぎ倒している!? 重機か!!)」

おにおんD「おんおん……!!(やつら、豆まきにどこまで本気なんd)」


 バゴオォォォォォォン!!!


 「「「「おーーーーん!!」」」」



ラグ「どこに隠れた!? 鬼はそとー!!」ズパァンッ!!

 バッキィィィィィィ!!


レティ「ラグが一投するたびにものすごい音するんだけど……」

ホーリー「森林破壊は程々に……聞こえてませんね……」

レティ「あはは……、まあ、思いっきり動ける大義名分だしね」


ラグ「はははははは! おにはー! そと-!!」パァンッ!!



~~~


 パパァンッ パァンッ スパァァァン!!

ゴオォォォォォッ!! バリバリッ! バシュゥゥゥン!!!



りんご「何かやってるかなと思って遊びに来たらおおよそ豆撒きとは思えない音がします」

まぐろ「あそこで何かやってるみたいだけど……遠いな、りんごちゃんの視力ではどうだい☆」

りんご「あそこ? ああ、……んー……炎雷時々ブリザードの中、鬼の面を着けたサタンさまらしき人が飛んでますね」

りすくま「中々派手な光景だな、もう少し近づいてみるか」

りんご「野次馬ですね先輩」

まぐろ「RPGみたいで派手で格好良いね☆」

りんご「この非科学的な世界で今流行りのゲーム脳発言は寿命を縮めるよまぐろくん」

りんご「まあ面白そうだから行きますけど!」ワクテカ

りすくま「それでこそ物理部だ!」

まぐろ「あの光景の時点で既に物理の法則完全無視ですけどね☆」







ハーゲン「フハッハハハハハハ!! その程度か!!!」バサッ

リルル「ちょこまかと……」

シェル「そこだ! サンダーストーム!!」ゴウッ



りんご「おお、ラスボス戦っぽい雰囲気」

ぐーたん「ハーゲンが節分の鬼をやっているところだ」

まぐろ「テンション高いと思ったら激しい人か☆」

りすくま「楽しそうだな」

ぐーたん「私は一応恵方巻食べながら見張ってる。お前達もどうだ、一つ」モグモグ

りんご「いただきます」

りすくま「恵方巻を食べながら観戦というのもオツなものだ」モグモグ

まぐろ「あ、当たった☆」




ハーゲン「ぬわーーーーーー!!」

シェル「やったか!」

リルル「トドメだ!!」

ハーゲン「……なんてな!」バサッ

シェル・リルル「「!?」」

ハーゲン「これで終わりだと思ったか……? 甘いぞ!!!」メキメキメキィ!!

シェル「姿が……変わっていく……!?」

リルル「……巨大な、三つ頭の獸……!」

ハーゲン(第二形態)「さあ、改めて掛かってくるがいい!!!」





まぐろ「変身した! そうそうこれこれ、RPGの醍醐味☆」ガバッ

りんご「ゲーマまぐろくんのテンション急上昇」

りすくま「ラスボスっぽいとは思っていたが第二形態とかあったのだな」モサモサ

ぐーたん「ないけど」

りんご「えっ」





ハーゲン(第二形態)「ぐわーーーーーー!!」

シェル「今度こそやったか!」

リルル「トドメだ!!」

ハーゲン(第三形態)「まだまだァ!!!」メキィッ!!

シェル「首が更に別れて翼が……!」

リルル「ああもうめんどくさいな!」






シェル「やったか!?」

ハーゲン(第四形態)「まだだ!!」


リルル「これで……!」

ハーゲン(第五形態)「甘い!!!」


シェル「仕留m」

ハーゲン(第六形態)「フハハハハハハハ!!!」







ハーゲン(第二十八形態)「私の変身は百八まであるぞ!!!」

シェル・リルル「「いい加減にしろ!!」」



りんご「めっちゃ変身してますけど」

ぐーたん「第二形態は無いが姿を変える能力はあるからな、形態を自作してるんじゃないか?」

 バサッ

まぐろ「わぷっ、なんか顔に飛んで来た……、ノートだ☆」

りすくま「どれ見てやろう。『わたしのかんがえたさいきょーのへんしんけいたい』」


   「「………」」


ぐーたん「……この汚さはハーゲンの字だな」

まぐろ「厨二ノートだね☆」

りんご「厨二が力を持つとああなるのですね」



~~~


おにおんB「おおん! おおんおおおん!?(助かった! 大丈夫かA!?)」

おにおんA「おんおん! おにおーん!!(CD無事か! 返事をしろー!!)」

おにおんB「おん……(生き残ったのは俺達だけか……)」

おにおんA「おおおん……おん!(フラグを立てたらやられる……慎重に逃げ延びよう!)」

おにおんB「おおん! おんおん……おにおん!!
             (ああ! 俺は死ねない……明日おに子に告白するんだ!!)」

おにおんA「………」





カーバンクル「ぐっぐー!」ビシィッ

おにおんB「おおおおおーん!!(ぐわあああああああ!!)」

おにおんA「おにおーーーーーん!!!(おにおーーーーーん!!!)」


アルル「あ、カーくん狩れた? 今晩はたまねぎたっぷりカレーだね!」

カーバンクル「ぐー♪」


終われ

無慈悲なおにおん狩りが繰り広げられる……!!(煽り文)
この季節はプリンプのおにおんが酷い目にあっていそうです(


そんなわけで今日は節分ですね!
私は恵方巻はまぐろとかサーモン入ってる恵方寿司が好きです!
かんぴょうがそんなに好きじゃないので普通の恵方巻はノーセンキューで(´・ω・`)

お正月だよ! ぷよぷよ小話!



アルル「そんなこんなでお正月となったわけだし」

アミティ「お正月らしいことをしよう!」


アルル「とりあえず餅つきでもする?」

アミティ「いいね! シェゾがやってるんだっけ」

アルル「うん、やるって言ってたよ」


~~~


シェゾ「よく来たな、お前達も好きに見学していけ」

アルル「先客が居るの?」

ウィッチ「野次馬に参りましたわ」

ドラコ「おもちたべたい!」

アミティ「ウィッチとドラコ! こんにちはー!」

ラフィーナ「あら、アミティさんも来ていまして?」

リデル「広告を見て来ました」

シグ「もちー」

クルーク「餅を配布するという会場はここかな?」

レムレス「やっぱりお正月にはお餅だよね!」

フェーリ「……こんなに居て足りるのかしら」

シェゾ「どんどん集まれ、餅は修行の副産物だからな、無料で食ってっていいぞ」

アルル「修行?」

シェゾ「さあ、行くぜ……闇の剣よ!!」スチャッ

アミティ「剣で餅つき!?」

アルル「切れちゃうんじゃ……」

シェゾ「よいしょっと」ザクッ

アミティ・アルル「「!?」」

ドラコ「剣で木の棒を突き刺した…」

ウィッチ「あれを杵として使う気!?」


シェゾ「ゆくぞっ!!」ブンッ

 ペッタンッ! ペッタンッ!!

シェゾ「はっ!!」ボウッ

 パシャッ クルッ



ラフィーナ「魔法でひっくり返した!?」

リデル「さらにくっつかないよう水までまぶして……すごい技術……!!」

クルーク「掬う水は多すぎず少なすぎず、さらに手に付けて塗すような精密さ……プロの技だな」

アルル「すごいけどさ、餅つき以外のどっかで役に立つのかなあの技術……」

ウィッチ「あの闇の剣、泣いてますわね……」



シェゾ「どうだ! この繊細な魔力コントロール!!」

シェゾ「この俺にパートナーなど不要! 餅つきとて一人で出来るぞ!! ふははははは!!!」ペッタンペッタン


アルル「なんかシェゾのテンションが上がってきてる」

アミティ「でもお餅は良い感じだね」

ドラコ「お腹すいたー!」

シグ「わくわく」ピコピコ






シェゾ「完成だ、調理はこっちでする! 味付けの希望を言え!!」

アミティ「餡子!」

アルル「お雑煮!」

ラフィーナ「磯辺焼き」

リデル「きなこがいいです」

クルーク「バター醤油」

ウィッチ「ケチャップ!」

ドラコ「マヨネーズ!」

シグ「はちみつー」

レムレス「チョコ」

フェーリ「黒蜜」

シェゾ「嫌がらせのように統一性が無いな!!」

シェゾ「だが安心しろ! 全部用意してある!!」


 \おおー!!/


シェゾ「餅米はまだまだたくさんあるから、おかわりも自由だぞ!」

シェゾ「俺と闇の剣のタッグは無敵だな!」

闇の剣(杵)「………」


~~~


ユウ「あやクルのおうちも正月飾りしないとね!」セッセッ

あやクル(魂)「すまないな、体争奪戦じゃんけんに負けて……」

ユウ「後は門松を飾って完成!」

あやクル(魂)「うむ、良い感じだ」

ユウ「……ところで、門松ってどういう意味があるの?」

あやクル(魂)「この間読んだ書物によると、神が宿るらしい」

ユウ「つまり神様を捕まえるんだね!」

あやクル(魂)「そうだな」

ユウ「だったら……」




ユウ「まず、神様がこのお餅を取ろうとするとカゴが倒れます」

あやクル(魂)「うむ」

ユウ「さらに出ようとカゴを揺らしたところで、落ちてきた門松がグサッとキャッチ!!」

ユウ「福を逃がさない! 完璧!!」


あやクル(魂)「問題は神様がそんなスズメみたいなトラップに引っかかるかだな」

ユウ「それもそうだね…」

あやクル(魂)「餌に5円玉を追加しよう」チャリン

ユウ「それだ」

レイ「(プレート:それじゃない)」


~~~


 ゴゴゴゴゴゴゴ……!!

ティ「うおおおおおおおおお!!」

エス「ちょっとティこれ落ちてるんじゃないの!?」バンッ

ティ「大丈夫だ……俺の、艦長の運転を信じろ……!!」

アイ「問題無い。耐衝撃性に優れているから落ちても乗組員の安全は確保される」

エス「じゃあいいや、どうせ落ちるし部屋でお菓子食べよ」スタスタ

ティ「軽っ!? 信じろよ艦長の運転を!!」





 ズドォォォォォォン!!


ティ「着陸!!」

エス「絶対落ちたわよね今」

アイ「まあ……パーツも散ってないし大丈夫だろう」

オー「ビッビビー!」

ティ「オーもデータに異常無しと言っている」

ジェイ「なになに?」

エル「また落ちたのー?」

エス「おいで二人とも、お正月観光するわよー」

ジェイ・エル「「わーい!」」





ティ「なるほど、この星では365日を一年と数えるのか」

オー「ビービ!」

アイ「今日は一年の区切りのようだね、アミティ達が言っていた通りお祭ムードだ」

エス「宇宙船の中じゃいつになってもやること全然変わらなかったものね、イベントは誕生日くらいかしら」

ティ「さて、今日の行動目的は観光だけど、希望は?」

ジェイ「神社行きたい!」キャッキャッ

エル「屋台-!屋台-!」キャッキャッ

ティ「いいな、ただ今は昼食食べたばかりだし、最後に行こう」

アイ「正月特有の遊びがあるらしいから、腹ごなしに見て回るのも楽しそうだ」

エス「エスはなんでもいいわ。楽しませなさい!」

ゼット「『お正月』データ収集……エスノ画像モ収集スル」

エス「かわいく撮ってね! パパ!」


~~~


ティ「……あれ?」

アイ「どうかしたか?」

ティ「ここ、前に来たプリンプとなんか違う?」

エス「言われてみれば……」

ジェイ「するような?」

エル「しないような?」

ぐーたん「なんだお前達は」

ティ「お前がなんなんだ着ぐるみ!」ビクッ




ティ「え!? 異世界!? 異世界ってなに!?」

ぐーたん「ここだワン公、アクセスポイントセンサーのネジが曲がっている」

アイ「おや本当。点検が甘かったのかな……僕としたことが」

ゼット「コノセイデ、平行世界ヘ導カレテシマッタト言ウノカ」

エス「アイってばうっかりさんねー」

ティ「待って平行世界とか実在したの!? ねえ!?」

アイ「ティちょっとうるさい、今艦直してるから」

ティ「あ、ごめん……って待ってこれこんなさらっと流せることじゃ」

エス「ねえねえ、こっちにもアミティたち居るの?」

ぐーたん「居るが、出会いは初めましてからだな」

エス「ふぅん。でも中身が一緒ならすぐに仲良くなれそうね」

ジェイ・エル「「たのしそ-!!」」

エス「あ、じゃあたまに見るシグの黒い人とか杖持ったアミティみたいな人って」

ぐーたん「こっちの世界のレティとラグだな」

アイ「ほう、変わった人達だとは思っていたけれど……」

ゼット「平行世界、データ収集スル」

ティ「(……何故皆こうも理解が早いんだ……? おかしいのはおれか……!?)」


~~~


リティ「行くよ…それっ!」ブンッ

 シュルルルルルッ!!

こま「」クルクルクル

ピーナ「わあ、リティさんお上手でしてよ!」パチパチ

ハグ「じょーず、じょーず♪」パチパチ

リティ「えへへ……♪」




ジェイ「わ、あそこ楽しそうなことしてるー!」タッ

エル「やりたーい!」タッ


ティ「あっ、こらお前達勝手な行動は……」

エス「あれって、アミティたちじゃない?」

ティ「……本当だ、ラフィーナにシグも居るな、挨拶に行こう」


ゼット「ピピッ……『アミティ』『ラフィーナ』『シグ』データ不一致」

アイ「……?」



ジェイ「ジェイたちもやるー!」

エル「くるくるーってするのやるー!」

ピーナ「ふぇっ!? ……こ、これのこと?」

リティ「見たことない子供だね、どこから来たんだろう」

ハグ「はい、どーぞ♪」


ティ「おーい!」


ピーナ「!?」ビクッ

リティ「!!」ザッ

ハグ「……♪」ジー


ティ「あ、あれ……めっちゃ警戒されてる……?」

エス「ばかね、初対面って言われていたじゃないの」

ティ「いや、初対面にしても、あんなビビったり警戒するようなやつらじゃなかったような……」

エス「……それもそうね、ラフィーナはもっと気が強かったはず……」

ピーナ「……姉様のお知り合い、でして?」ビクビク

エス「え?」

ピーナ「?」


~~~


ティ「へえ、異世界には双子の妹が……」

リティ「そうだよ。……最近はあっちのほう行ってなかったけど、宇宙の友達が増えていたなんてね」

ジェイ「うー……すぐ倒れちゃう」

エル「うまくいかないー!」

アイ「難易度が高いな。おまけにじゃれたくなる」

ピーナ「コツを掴むまでは難しいですから……(じゃれ……?)」

エス「うちには回転……スピンの天才が居るじゃない!」

アイ「そういえば……」

ティ「……へ?」

ジェイ・エル「「わくわく!」」

エス「さあ、お手本を、華麗なスピンを見せてあげなさい!」

ティ「いや無理無理無理やったことないもん!!」

アイ「ティならきっと出来る! Tスピンの申し子よ!」

エス「スピン界の王子と呼ばれたティなら!!」

アイ「回させたら彼の右に出る者はいないと言われ続けたティなら!!」

ティ「それ一つも言われた覚えないけどな!!!」




ティ「行くぜ! Tスピン……バーストォォォォォ!!」ポイッ


 ベシッ カランッ


 シーン…


エス「普通に失敗したわね」

アイ「普通にありがちな感じだな」

リティ「まあ普通そうなるよね」

ピーナ「普通は誰しもそんな感じでしてよ」

ハグ「だいじょーぶ、ふつーふつー♪」

ジェイ・エル「「普通」」


ティ「ふ、普通って言うなぁ!!」




~~~



アイ「ティはこま回し会場に置いてきた」

エス「ムキになると長いタイプよね」

ジェイ「縁日行きたい-!」

エル「おまつり-!」

 ドンドコ ドンドコ♪

アイ「太鼓の音が聞こえるね」

ジェイ「いいにおいもする!」

エス「アイ! 音とにおいの方角を追いなさい!」

アイ「よしきた……あっちだ」ピクピク

エル「ワンちゃんすごーい!」

ジェイ「いけ警察犬-!!」

アイ「ポリスメンじゃないエンジニアだ」フンフン





アイ「ここd」


ハーゲン「フハハハハハハハ!!! 響け響けェェェェェ!!!!」

太鼓「」ドンドンドンドンドォォォォォォン!!!

ハーゲン「サンダアアアアアアアアアアアア!!!」

 ゴロゴロピシャーンッ!!!




ジェイ「太鼓の人たのしそーだねー」

エル「たのしそー」

アイ「きゃうーんきゃうーん!!」ガタガタブルブル

エス「犬ってこういうとこ苦手よね」

ゼット「外ニ繋イデ置コウカ」

エス「そうね」



~~~



ジェイ「何食べる-?」

エル「何食べる-?」

エス「色々な屋台があるけど、お店の人がいないわね」

シェル「居るぞ。ここからあそこまで全部俺」

エス「そうなの? すごーい!」

シェル「見ない顔だな、旅人の観光か?」

エス「そんなところかしらね」

ゼット「代金ハコレデ構ワナイダロウカ」ゴトッ

シェル「宝石……、いや、見たことのない物質だな」

シェル「……魔力を感じる。良いだろう、欲しい物を言え」スチャッ

エス「その剣でお料理するの?」

シェル「無論、俺の得物は闇の剣一本だ」

シェル「魔力の力により常に清潔。自ら熱を放ち、上に生地を乗せて
    焼くことも切ることも形を整えることもひっくり返すことも容易……!」

エス「わあすごい、一本欲しい」

ジェイ「ぷよのべっこうあめー!」

エル「カエルさんの人形焼き-!」

シェル「了解、貴様達は?」

エス「エスにぴったりのかわいいりんご飴にする!」

シェル「……了解」

ゼット「オイル」

シェル「屋台横に置いてあるから勝手に飲んでろ」スタスタ


~~~



アミティ「何しよっか?」

アルル「凧揚げでもする?」

アミティ「……あ! なにか聞こえる!」


 ペタンッ ペタンッ


ラグ「ていっ! はっ!」ブンッ

レティ「えいっ! やあ!」スッッ

ホーリー「がんばれー」パタパタ


アミティ「ラグたちが餅つきしてるね」

アルル「ラグがついてレティがひっくり返す役みたい」

アミティ「ホーリーは見てるだけかな?」

アルル「危ないもんね」


ラグ「そぉい!!」ドスッ

レティ「やっ…」ビクッ シュッ

ラグ「てい!! うおらぁ!!」ドスッ! ドスッ!!

レティ「……て、てい! やあー!」スッ スッ


アミティ「いや違う、よく見たらお姉ちゃんひっくり返せてない、超ビビってる」

アルル「まあ赤い餅は食べたくないよね」

アミティ「縁起は良さそうだけど」

アルル「それにしても丈夫な臼だね」

ぐーたん「当然だ」

アミティ「ぐーたん?」

ぐーたん「あの臼は私達とエコロによる共同開発だからな」

エコロ「まず、おじさまの力で魔王が殴っても壊れないそしてくっつかない臼と杵を作成!」

ぐーたん「しかし、このままでは餅が木っ端微塵になる」

エコロ「そこで臼に僕の力を纏わせて、余分なパワーを宇宙空間にぽーい!!」

アミティ「餅つきのためだけにラスボスの力が一つに!?」

アルル「……今日宇宙船落ちたって聞いたけど、そのせいじゃないの?」

ぐーたん「あっ」


~~~


ティ「見ろ! 5時間練習したこの華麗なスピン!!」

 キュィィィィィィ

エス「ティのそういう一途なところ嫌いじゃないわ」

ジェイ「ティすごーい」

エル「すごいすごい」

ティ「そうだろ!? すごいだろ!?」

オー「ビービ」

エス「エス疲れちゃった、眠いし部屋で休みたーい」

ティ「そうか、ご飯は?」

エス「もう食べてきた」

ジェイ「ジェイも」

エル「エルもー」

ゼット「オイル補給完了済ミ。エスノ画像データ、正月データ共ニ収集完了」

ティ「お前達……人が一生懸命こま回してる間に……」

ティ「じゃあそろそろ帰るか、着ぐるみに艦も直してもらったし」

ティ「ところでアイは?」


 「「あっ」」


ティ「えっ」






アイ「きゅーんきゅーん……」

シェル「なんだ犬、ご主人待ちか」

シェル「……ほら、余りだ、食え」ポイ

アイ「きゅーん……はぐはぐ……」モグモグ


終われ

明けましておめでとうございますと言ったらおめでとうなんですよ(威圧)
本当はもっと早くアップ出来る予定だったんです…
+-一週間の法則に間に合う予定だったんです…そこを空気読まないインフルが(以下言い訳)

大晦日だよ! ぷよぷよ小話!

アミティ「メリーあけましておめでとうございます!」

アルル「あけま……ん?」


アミティ「クリスマス何もしてないからいっそ混ぜちゃえば良いかなって」

アルル「いや、その理屈はおかしい」

アミティ「+-一週間はセーフだし」

アルル「別の行事と重なった場合はもうアウトだと思う」

アミティ「じゃあクリスマスだけイベント期限厳しくない!?」

アルル「全国の飾り付け業者の人が同じ事言ってるよ」

レイ「(プレート;クリスマス~お正月間だけタウンホール飾り付けマジ忙しい)」

アミティ「レイくん業者だったんだ……」

アルル「大晦日どう過ごした?」

アミティ「そば食べて爆睡だった」

アルル「最早初日の出を見ようという意思すら感じられない」

アミティ「どうせ無理かなって」

アルル「どうしてそこで諦めちゃうのそこで!!」

アミティ「アルルは?」

アルル「ボクはシェゾのところで、ルルーも一緒に集まってそば食べて年越ししたよ」

アミティ「へえ、そうなんだ!」

アルル「シェゾの打つそばがね、くやしいんだけどめちゃくちゃ美味いんだ……」

アミティ「へー……」

アルル「みんなはどう過ごしたんだろうね?」



~~大晦日~~



シグ「……はつひので……ねない……」ウツラウツラ

テントウムシ「Zzz」

カブロムシ「Zzz」

クワガタ「Zzz」

シグ「……ヒマ……ねむい……」ウトウト…

シグ「……はっ……」ブンブン

シグ「うー……、……でも、こんかいは、だいじょーぶ……」

シグ「ともだちに、たのんであるし……!」




 パァッ…

シグ「……そろ…そ、ろ……?」フラフラ

人魂「」ボウッ

シグ「」


レイ「……そろそろだよ、起きてる?」

シグ「」

レイ「………」ユサユサ

シグ「」ガックガック

レイ「(……これは起きないな)」スゥッ



~~~



ラフィーナ「……ふふ……やりましたわ、徹夜やりとげましたわ……!」フラッ…

ラフィーナ「さあて、早速この達成感を分かち合うとしましょう……」カチカチ

 プルルルルルッ… ツーツー…

ラフィーナ「……何よ、アミティさん寝てますの? じゃあシグさんに……」

 プルルルルルッ ツーツー…

ラフィーナ「……リデルさん………」


 プルルルルッ ツーツー…





ラフィーナ「誰一人起きてないってどういうことよ!!」バキィ!!

ラフィーナ「なんなんですの!? この達成感の無い初日の出は!!」

ラフィーナ「喜びは分かち合わないと意味の無い物だと悟った!! 今!!!」




ラフィーナ「……徹夜で変なテンションになってますわね、寝よ……」スタスタ



~~~



ドラコ「七福神がなんぼのもんじゃーい!!」

ウィッチ「私たちは魔神信仰ですわー!! かんぱーい!!」

 ガシャーン!

ドラコ・ウィッチ「「あはははははははは!!」」ゲラゲラ

サタン「……飲み過ぎだぞ、お前達」

ハーピー「忘年会ですしね~♪」

ナスグレイブ「ささっ! サタン様ももう一杯だなぁーす!!」

すけとうだら「初日の出まで飲むぜ踊るぜー!!」

ハーピー「歌います!」

サタン「やめろ」

ラグ「こっちつまみ足りないぞ!」

ドラコ「がうー! ジャーキーおかわり!!」

ぐーたん「はいはい、今持って……」

ラグ「いぇーい」

ぐーたん「……ナチュラルに混ざってるなお前」


ラグ「いいじゃん俺も魔物みたいなもんだろ」

ぐーたん「いいけど自分で言うなよ……なんかあったのか?」

ラグ「今日の初日の出徹夜会場野外だったんだよ」

ラグ「合流しようとしたら皆ビビって逃げてった」

ぐーたん「あー……」

サタン「そりゃお前夜道で会いたくない人ランキング入ってたからな」

ドラコ「あははははは! 光るからねぇ、赤い方の目がねぇ!!」

ラグ「あはははははは!! 左目がうずくぜチキショー!!!」ブワッ

ぐーたん「泣くなよ」





ドラコ「ぐおー……Zzz……」

ウィッチ「すぴー……Zzz……」

ラグ「……眠い……」

サタン「どうした、もう限界か?」

ラグ「くっ……だが今年こそは、初日の出を拝んでみせる……!!」

ぐーたん「がんばれよー」

ラグ「もう意識が……、……そうだぐーたん……頼みがある……」

ぐーたん「なんだ? 言ってみろ」

ラグ「お前の力で初日の出を早めてくれ……!!」

ぐーたん「そういう歴史単位で影響出る頼みはNG」

ラグ「1日! 1日早めるだけでいいから!!」

ぐーたん「その1日でどれだけの生物が混乱すると思ってるんだ」

ラグ「ぐぬぬ……常識外れな服装で正論を……、……あれ、そういやハーゲンは?」

ぐーたん「ああ、あいつなら……」

サタン「初日の出が待ちきれないからって星の裏側まで太陽見に行ったぞ」

ラグ「マジかよ馬鹿だろアイツ」

ぐーたん「アイツも太陽動かして欲しいと頼んだヤツには言われたくないと思う」


~~~


リルル「激辛カレー追加!」ガッ

シェル「ブラックコーヒー濃度5倍……!」グビッ

スルー「Zzz」スピー

リルル「………」ハァハァ

シェル「………」ハァハァ

スルー「Zzz」スピョー

リルル「どう? そろそろ『絶対寝てはいけない』という意思が負担になって来た頃じゃない…?」

シェル「貴様こそ……目が眠そうだぞ……」

スルー「Zzz」ピスー

リルル「………」

シェル「………」

スルー「むにゃむにゃ……Zzz……」ゴロン

リルル「……スルー見てると眠くなる……」

シェル「幸せそうな顔しやがって……コイツ何のために徹夜対決来たんだろうな……」

リルル「ボク達に試練与えに来たんじゃないかな」

シェル「なるほど……確かに、普通にやったところでどちらも夜明けを迎えてしまうだろうからな……」

リルル「これはスルーなりの応援なんだよ……」

シェル「うむ……」

スルー「Zzz」ムニュムニュ






リルル「……睡魔なんか…に……Zzz……」

シェル「絶対…負け……Zzz……」

スルー「……ん……」ファー…

スルー「………」モゾモゾ

スルー「……起きて……」ユサユサ

リルル・シェル「「……はっ……!?」」パチッ

スルー「もうすぐ日の出でしてよ……? 全く、お二人から言い出したのに情けありませんわね……」

リルル「………」

シェル「………」

スルー「?」キョトン

リルル・シェル「「(スルーに負けた……!?)」」ガーン

スルー「どうしましたのー…? 日が出るというのにそんな暗い顔……ふぁぁ……」



~~~


りんご「いい? 年明けまで後3分……チャンスは一度っきり!」

りすくま「この時計、ちゃんと合っているのだろうな」

まぐろ「ご安心を、最新GPS搭載でコンマ1秒単位で合っています☆」

りんご「それは頼れる」

りすくま「む、あと1分……、各自準備は良いか」

りんご「はい!」ザッ

まぐろ「よし☆」スッ

りすくま「……参るぞ」ザッザッザッ


ピョーン ザブンッ ズボォッ


 ピピピピピピピッ!


りんご「新年が始まる瞬間を空中で過ごした!!」

まぐろ「水中で過ごした☆」

りすくま「土中で過ごした」

りんご「この地球の空気、水、地面を捉えました……!」

まぐろ「物理部こそ☆」

りすくま「世界最強!!」ドーン




 「「………」」



りんご「こんなめでたい時に何やってるんでしょうね、私達」

まぐろ「……寒っ☆」クシュンッ

りすくま「風呂入って寝るか」ドロッ…



~~~


レムレス「♪」


フェーリ「(……先輩、あんな荷物持ってどこへ……)」コソッ


レムレス「あっ、フェーリおいでおいで!」

フェーリ「(見つかった!?)」ビクッ

レムレス「こっちから呼ぼうと思ってたんだよー」

フェーリ「は、はい……(完璧に気配を消していたはずなのに……流石センパイ……!)」

レムレス「(いつもおっきなリボンが丸見えなんだよねえ……)」





フェーリ「(センパイの部屋にお呼ばれ……!)」ドキドキ

レムレス「ささ、入って入って」

フェーリ「は、はい……、………」


 ゴチャア…


フェーリ「………」

レムレス「一緒にお雑煮食べて新年でも……どうかした?」

フェーリ「センパイ……、ここで新年迎えるおつもりですか?」

レムレス「そうだけど……」

フェーリ「掃除します! この汚い部屋で新年って運命的にもサイアクですよ!!」バッ

レムレス「ああっ待って! 散らかってるわけじゃないから!
       届きやすいスペースに物置いてるだけだから!!」

フェーリ「それを散らかってるって言うんです……!」グラグラ プルプル

レムレス「わかった掃除するからとりあえず棚の上は諦めてそこすごい不安定だから!!」ハラハラ







レムレス「ふぅ……、サッパリしたね」スッキリ

フェーリ「そうですね」スッキリ

レムレス「なんか身に覚えのあるような無いような
      請求書色々出てきたけど年明けてから考えよう」クシャクシャポイ-

フェーリ「………」

レムレス「ほら、お雑煮食べよ! お雑煮!!」

フェーリ「(いいのかしら……)」

レムレス「後はお餅を入れるだけー♪」






レムレス「美味しいね、フェーリ」

フェーリ「(……味噌がものすごく甘い……)」

フェーリ「……あれ、この餅……」

レムレス「あんこ餅だよ! お雑煮に普通に入れる地域もあるんだって」

フェーリ「へー……」

レムレス「食べ終わったらデザートに縁起が良い紅白のおまんじゅうに…ショートケーキでも食べよっか」

フェーリ「………」

レムレス「そうしたら一緒に絵馬でも飾りに行く?」

フェーリ「……はい……」










レムレス「神様に何をお願いしたの?」

フェーリ「まあ、その……色々……」

レムレス「?」



センパイが糖尿病になりませんように フェーリ


~~~


アミティ「これからどうする?」

アルル「お正月だし、皆色々やってるみたいだよね。シェゾが餅つきするって言ってた」

アミティ「楽しそう! あたしも行こうかな」

アルル「ティ達も遊びに来てるみたいだね」


お正月編に続く?


今年も年を越すとき帰省で居ない予定なので、
早めの大晦日ネタ更新です!

ただ、年越しの挨拶だけは3DSを使うなりして
投稿するかもしれません(`・ω・´)

ハロウィンなぷよぷよ小話!

ラフィーナ「………」

シグ「アミティ、いないね」

ラフィーナ「自分から人を呼び出すメールをしておいて遅刻なんて、どういう了見かしら――」

ジャックオーランタン「ばぁ!!」

シグ・ラフィーナ「「!?」」ビクッ


ジャックオーランタン「ほーらジャックオーランタンだよー! こわいかー!!」

シグ「なにしてるのアミティ」

ジャックオーランタン(アミティ)「!?」

アミティ「き、貴様……エスパーか……ッ!!」

シグ「ぷよぼう、のってるし」

ラフィーナ「なによそのキャラ」

アミティ「と、とにかく、トリックオアトリート!!」

ラフィーナ「……あ、ハロウィン……」

シグ「……ハロウィン……」

アミティ「あ! 二人とももしかして忘れてた? イタズラしちゃうよ?」

ラフィーナ「いや、一応お菓子持ってはいるけど……はい」

シグ「どうぞ」

アミティ「わー……、……なにこれ」

ラフィーナ「蒲焼きくん太郎」

シグ「ビーフジャーキー」

アミティ「……お菓子……?」


ラフィーナ「お菓子コーナーにあるからお菓子よ、ありがたく受け取りなさい」

シグ「あげる」

アミティ「……………、うん、ありがと……」


~~~


ドラコ「トリックオアトリート!」

アルル「わ、ドラコ!」

ルルー「どうしたの? 変な格好して……」

ドラコ「変な格好って言うな! 仮装だよ、ハロウィンの!」

アルル「あ、そういえばもうそんな季節か、今日はカボチャカレーにする? カーくん」

カーバンクル「ぐー♪」

ドラコ「とりあえずお菓子寄越せイタズラするぞ-!!」

ルルー「ガムしかないけど」

アルル「ミンティアならあるけど」

ドラコ「……う、うーん……まあいいや、ありがと」

ルルー「それでドラコ、なんなのよその格好?」

ドラコ「何って、西洋の貴婦人的な? あの衣装一回着てみたかったんだよねー」

アルル「(それハロウィンなのかな……)」

ドラコ「ミステリアスなでっかい帽子にひらひらドレス、どうよ!!」

ルルー「似合ってる似合ってないはおいといて、普段の方がハロウィンらしいわよ」

アルル「同じく。その衣装羽も角も見えないし……」

ドラコ「えー」



~~~



レムレス「トリックオアトリート!」

フェーリ「どうぞ、センパイ」

レムレス「ありがと、フェーリ。じゃあ僕からも」ドサドサ

フェーリ「……?」

レムレス「トリックオアトリート(お菓子貰ってくれなきゃイタズラするぞ)」

フェーリ「それそういう意味でしたっけ……こんなに頂けないです、センパイ」フラフラ

レムレス「あれ? フェーリはイタズラのほうが、イイのかな?」

フェーリ「……え……?」ドキッ




レムレス「とりあえずフェーリの家をお菓子にしてみよう」パァッ

フェーリ「やめて!!」ガシッ



~~~


シェゾ「トリートオアトリート」ズイッ

アルル「は?」

シェゾ「お菓子を貰えよ余ってるんだ」ズズイッ

アルル「そんな押しつけがましいハロウィン初めて聞いたよ……貰うけど」


シェゾ「今年は積極的にハロウィンしてみようと色々作ったのにウィッチとドラコくらいしか来ない」

アルル「そもそもあの洞穴を見て家だと思う人がすくないんだと思うケド……」

シェゾ「見ろ、この配り歩いているお菓子を。どれもこれも完璧なハロウィン仕様だ」

アルル「カボチャ型クッキーにオバケ型マシュマロ……あ、このランタンキャンディーかわいい」

シェゾ「そうだろうそうだろう、まだ温かい内に繊細な技術を持って作った飴細工だからな」

アルル「もう闇の魔導師辞めてパティシエにでも転職したらいいのに……買いに行くから」モグモグ

カーバンクル「ぐー」モシャモシャ



~~~



ラグ「トリックオアトr」

シェル「菓子ならやるから今すぐ帰れ」


ラグ「なんだよ冷たいな」

シェル「貴様に悪戯されたら最悪家が壊れる、現段階で入り口が破壊されている」

ラグ「入り口塞いでた岩なら殴ったら開いたけど」

シェル「横にスイッチがあっただろ…!」





ラグ「怒られた」ショボン

レティ「でもラグいっぱいお菓子貰ってくるよね」

ホーリー「その仮装もお似合いですよ」パタパタ

ラグ「格好良いだろ? 狼男だぞー」ガオー

レティ「あたしはマミー風」

ホーリー「ハーピー風です」ファサッ

ラグ「次は誰んち行こうかなー」



~~~



リルル「やあリティ」

リティ「あ、リルル」

リルル・リティ「「トリックオアトリート」」

リルル「ふふ、じゃあ交換しよっか、はいこれ」スッ

リティ「あたしからはこれを」ドンッ

リルル「おお、大きなカボチャ……中にお菓子が入ってるのかな?」

リティ「うん、中身は既製品だけど……」

リルル「こんなに豪華なの貰っていいの? ボク、今日は普通の飴詰め合わせしか持ってないけど」

リティ「いいよいいよ、本当はピーナにあげようと思ってたんだけど……」

リルル「? ……開けてみていい?」

 ガブッ!!

リルル「!?」サッ

カボチャ「……! ……!!」ガッチガッチ

リティ「失敗しちゃってお菓子を取り出すのがものすごく困難になっちゃったし……」

リティ「あと動くお菓子はやめてって事前宣告されてるから」シュン

リルル「取り出そうとすると襲いかかってくるんだけど何これ!?」サッサッ

カボチャ「キシャァァァァ!!」ガァァァァ

リルル「鳴いたし!!」

リティ「番犬代わりに出来るようにしようとしたらお菓子を守るようになっちゃって」

リルル「毎回お菓子を動かすその謎の技術なんなの!?」


~~~


アミティ「………」ドサッ

ラフィーナ「あらアミティさん、随分色々貰いましたわね」

シグ「おめでとー」

アミティ「……ありがと……」

ラフィーナ「……なんだかテンションが低いわね?」

アミティ「酢昆布とジャーキーとカルパスとサラミはお菓子じゃないと思うんだ!!!」ダンッ

ラフィーナ「うわあ……見事に判定が微妙な品々が……」

シグ「レムレスは?」

アミティ「今日に限って会わなかった!!」

アミティ「そしてみんな微妙な物渡してくるのなんなの!? 貰ってるからイタズラも出来ないし!!」

ラフィーナ「まあイタズラされたくないからあげてるんでしょうしねえ……」

シグ「うん」

アミティ「色々考えてたのに……家の棚にみっしりぷよ帽を進入させるとか」

アミティ「玄関開けたらぷよ帽が10段積んであるとか」

アミティ「夜中に目が覚めたら天井のぷよ帽と目が合うとか!!」

ラフィーナ「やめなさい地味に怖いから」

シグ「トラウマになる」

アミティ「こうなったら意地でもハロウィンを達成してやる……!」

ラフィーナ「ハロウィンってそういう行事だったかしら」

シグ「さあ」

アミティ「あたし達のハロウィンはこれからだ!!」

ラフィーナ「強引に締めましたわね」

シグ「うん」


終われ

ハロウィンなぷよ小話です!

ちなみに私はハロウィンがなんなのか未だによくわかってません。
皆でコスプレしてカボチャ食べるお祭り? ……派手な冬至かな?( ˘ω˘)

ぷよ+テト小話!


ティ「……うぅ……」

どんぐりガエル「けーろ?」ヒョコッ

ティ「うわっ!?」ガバッ

どんぐりガエル「ケッ!?」ビクッ


ティ「(……何が、どうなったんだっけ……?)」

ティ「(突然コントロールが乱れて、何かに引き寄せられて……)」

ティ「ってそうだ! エス! オー! アイ!!」



ティ「応答せよ、応答……、……ダメだ、つながらない」

ティ「……そもそもどこなんだ、ここは……」

どんぐりガエル「け、けろ……?」ビクビク

ティ「あ、さっきのカエル……ごめんな、驚かせて」ニコッ

どんぐりガエル「ケッロー♪」

ティ「よしよし、ころころしてかわいいやつだな」ナデナデ

どんぐりガエル「けろりん!」プヨプヨ

ティ「堅そうに見えて触り心地は意外とぷよぷよして……」

ティ「ん? ……ぷよぷよ?

ティ「まさか!!」ハッ

 「……キミ、ティだよね?」

ティ「!、お前は確か……」

アミティ「宇宙船落としたってホントだったんだ……」ボソッ

ティ「え?」

アミティ「ああいや……お久しぶりだね!」

ティ「ああ、久しぶり! それにしても、また墜落してその先がここなんて……奇跡だな」

アミティ「ほ、ホントにねー……あははは……」

ティ「……そうだ、りんごはここに居るのか?」

アミティ「りんごちゃんは……、……んー、どうだろ?」

ティ「?」

アミティ「あの子別の世界の子だから、居たり居なかったりするんだよね」

ティ「えっ」

アミティ「そうそう、アルルも別の世界から来たんだよ。しばらく帰らないみたいだけど」

ティ「……世界が交わるのって、もしかしてそんなに珍しくないのか?」

アミティ「いや……そんなことはないと、思う、ケド……」

ティ「……まあいいや、今は素直に再開を喜ぼう」

アミティ「それがいいよ、難しいこと考えると疲れちゃうし」

ティ「ところでアミティ、エス達を見なかったか?」

アミティ「ううん、見てないよ。はぐれちゃったの?」

ティ「またばらばらに吹き飛ばされたみたいで……、探しに行かないと」

アミティ「そっか……、もし見かけたら教えるね!」

ティ「ありがとう。じゃあ、これで!」タッ


~~~


エス「……アイ! 居ないの!? ティ、返事しなさい!!」

エス「ジェイもエルも、どこ行っちゃったの!?」

エス「パパー! 迎えに来て、パパー!!」


 ……しーん……



エス「……誰もお返事しないなんて……皆して迷子になっちゃったの?」


エス「もー、エスが居ないとホントにダメなんだから!」

エス「………、…………」ジワッ

エス「……ハッ……、さ、寂しくなんかないし! ないけど早く皆を探しに……あら?」


フェーリ「………」キョロキョロ


エス「(あの子は……前にエスを迷子にさせたいたずらっ子!)」

エス「(と、いうことは、ここってアミティが居た町?)」

エス「ねえ、ちょっと!」

フェーリ「きゃっ!? ……なによ、誰?」

エス「誰って、……あんなことしといて、エスのこと忘れたって言うの!?」

フェーリ「……?」キョトン

エス「(……反応がおかしいわね……。……あっ、そういえば……)」

ティ『アミティ達によると様子が変、っていうか……何人か操られているみたいなんだ』

エス「(と、いうことは、この子も……)」ジッ

フェーリ「(……睨みつけたり、かと思えば同情した眼で見てきたり、なんなの?)」ジッ

エス「(時空だかなんだか知らないけど、こんな小さい子を操るなんて……!)」

エス「……ごめんね、勘違いだったみたい」ニコッ

フェーリ「……そう……。とりあえずアナタ誰なの? 見ない顔ね……」

エス「私はエス! 迷子になっちゃった宇宙船の皆を探しているの」

フェーリ「宇宙船……(昨日森に落ちたアレかしら?)」

エス「あなたはここで何をしているの?」

フェーリ「……アタシは、センパイを探して……」

エス「つまりあなたも迷子なのね!」パァッ

フェーリ「いや、違……」

エス「エスが一緒に居てあげる! そうしたら寂しくないんだから!!」ギュッ

フェーリ「(……よくわからないけど、面倒なのに捕まったわね……)」ギュゥゥゥ…

エス「さあ、エスと一緒にお散歩しましょう! 他の迷子の人も見つかるかもしれないし」

フェーリ「……まあ、センパイに会えるまで一緒に居てもいいわよ」


~~~



シェゾ「さて、今日もアルルを奪いに――」

 ガサガサッ!

シェゾ「!、何奴だ!!」バッ

オー「ビー?」ヒョコッ


シェゾ「(……なんだ? 丸い……生物か?)」スッ

オー「ビービビー、ビー!」

シェゾ「(カエルでは無さそうだが……。丸くて、コロコロして――)」ウズウズ

オー「ビ? ビビー?」

シェゾ「――かわいい!!」バッ

オー「ビッ!? ビビビーッ!!」バチッ

――バリバリバリバリッ!!





ティ「あの光は……!!」ザッ







ティ「オー! こんなところに……」

オー「ビッビー!」パチッ

ティ「だめじゃないか、街中で放電したら」

オー「ビー?」

ティ「……まあいいや、会えて良かった」

オー「ビビビービー♪」

ティ「さあ、他の仲間も探しに行こう」

オー「ビッビー!」



シェゾ「………」プスプス

シェゾ「……なんだったん…だ……一、体……」ガクッ



~~~



ゼット「」シュゥゥゥゥ…


リデル「……お、お散歩してたら、こんなものが落ちていて……なんでしょう?」

シグ「ロボ」

ラフィーナ「ロボね」

クルーク「ロボじゃないかな」

リデル「それは見ればわかるんですよ」



ゼット「ピー……ガガガ……」ガガッ…


 「「!!」」


ゼット「……プシュー……」シュゥゥゥゥ…


リデル「……壊れているのでしょうか?」

クルーク「時々動こうとはしているから、再起不能では無いと思うんだが……」

シグ「メガネ、なおせる?」

クルーク「僕は魔法専門さ。こういうのは魔法が使えない人の方が得意だろう?」

ラフィーナ「いちいち嫌味なメガネですわね……はいはい、私がやりますわよ!」







ラフィーナ「見たところ、外傷はあまり無さそうだけど……」ゴソゴソ

ラフィーナ「うーん……、……凹みはあるけど、これは違うわね……」ペシペシ

リデル「ど、どうですか? 直りそうですか?」

ラフィーナ「なんとも言えませんわ。見たことない材質だから、パーツ自体が壊れていたらお手上げね」

クルーク「魔鉱石を変質させて、魔力で役割を代用するのは?」

ラフィーナ「簡単に言ってくれますわね。それをするにも、先ずはこれを解析しないと……、!」

ラフィーナ「……、どうやら解析は不要みたいですわ」

シグ「わかったの?」

ラフィーナ「接続部に土が詰まってましたの。たぶん、これを取り除けば……」ゴソゴソ

ゼット「ピピ……ガガガ……」

セット「……プシュー…… 再起動完了 修復プログラム起動……」ピピピピ

クルーク「あ、動いた!」

リデル「やりましたね、すごいです!」

ラフィーナ「ふふん、当然ですわ。もっと褒めても良いのよ?」

シグ「……、このロボ、どっかでみたような」

クルーク「……言われてみれば、確かに……」

ラフィーナ「そうね……。……私も、見覚えがある気がしますわ」

ゼット「修復完了。オジョーサマガタ。感謝スル」

リデル「きゃっ……喋った……!?」

クルーク「お前は何者なんだ?」

ゼット「ワタシ ハ ゼット……ピピ……テト号ノ 乗組員……」

ラフィーナ「テト号って……」


ティ「おーい!」

オー「ビービビー!!」


ラフィーナ「!、思い出した、四角いブロックの方々ですわね!!」

クルーク「自分の世界に帰ったんじゃ無かったのか?」

ティ「それが、どういうわけか落ちてきちゃって……、ゼット、無事か?」

ゼット「自己修復プログラム ハ 正常ニ 起動シタ」

ラフィーナ「土が引っかかって動けなくなっていましたのよ」

ティ「直してくれたのか、ありがとう。……他の乗組員を見なかったか?」

クルーク「いや、見ていないな」

シグ「しらない」

ラフィーナ「存じませんわ」

リデル「……、……あ、そ、そういえば……」

ティ「何か知っているのか!? 頼む、教えてくれ!」

リデル「少し前に、二人組の小さな子供を見たんです」

ラフィーナ「ユウレイじゃなくて?」

シグ「……ユウレイ……」ビクッ

リデル「いえ、足があったので……」

ティ「その二人の髪色は?」

リデル「銀と緑でした」

ティ「間違いない、ジェイとエルだ!」

ジェイ「呼んだ?」

エル「呼んだー?」

ティ「見つけたぞ、さあ、一緒にテト号に――」

ジェイ「やーだよー!」ダッ

エル「まだ何もしてないもーん!!」タッ

ティ「――あっ!? 待て逃げるな!」


ティ「くっ……、ゼット、テト号の位置は分かるな!?」

ゼット「電波捕捉 確認完了」

ティ「あいつら捕まえて来るから、テト号の傍で待っててくれ!!」

ゼット「了解 待機スル」



ラフィーナ「……それにしても、なんでまた急に来たのかしら?」

クルーク「さあ……大方、サタンかエコロがなんかしたんだろ

リデル「お兄さまはそんなこと……、……しそうですね……」


~~~


エス「そのリボン可愛いわね!」

フェーリ「そ。……ありがと」

エス「ところでフェーリ、好きなお菓子の種類ってある?」

フェーリ「……しいて言うならチョコレートかしら(センパイの好物だしね)」

エス「そうなんだ! あ、そうそう――」




エス「――がね……なんだけど……、やっぱり……」

フェーリ「………」

エス「……エスとしては……、……それでね……、……うん、…………」

フェーリ「(よく一人で話し続けられるわね……)」

エス「あ、そうだ、エスのお友達にワンちゃんが居るのよ、ワンちゃん!」

フェーリ「……犬?」

エス「そうよ、大きくて器用だけどすっごく怖がりなの。会ったらきっとビックリするわよ」

フェーリ「あいにくだけど、大きくて怖がりな犬なら慣れてるわ……アタシも飼ってるの」

エス「へぇ、そうなんだ! 結構気が合うかもね、対面させてみたかったなー」

フェーリ「……ところで」



バルトアンデルス「ハフハフッ! ワンワンッ!!」パタパタ

アイ「ワンッ! ワンワンッ!! きゅーんきゅーん」パタパタ



フェーリ「妙に大きい二足歩行の犬が居るんだけど……」

エス「あっ! アイ!!」







アイ「ワンワ……おっと失礼。エスじゃないか」

バルトアンデルス「わふん?」

エス「これがフェーリの……本当に大きいわね。……、………噛まない?」

フェーリ「大丈夫、噛まないわ」

アイ「彼は外見こそいかついが、とても心優しいジェントルメンなんだ」

エス「そうなの? ……確かに、いつもビクビクしてるアイが怖がってないものね」

アイ「ふふ……。見知らぬ地に飛ばされ、恐怖に震えている僕を彼が慰めてくれたのさ」

バルトアンデルス「バウワウッ!」

アイ「話によれば、彼もまた異界からこの地に訪れたそうでね……」

アイ「知らない場所には、知らない素敵な出会いがある。良い言葉じゃないか」

エス「そう……エスにはぜんぜんわかんないけど……」

フェーリ「知り合いも見つかったようだし、アタシはこれでサヨナラよ」

エス「あっ、……そう? 一人で大丈夫?」

フェーリ「平気よ。センパイを探すにしても、バルに乗った方が速いしね」スタッ

バルトアンデルス「ワンワンッ!」




エス「それじゃあ、エス達はティを探しに行きましょう」

アイ「いや、バラバラに行動するのは良くない。艦の調子も見たいし、宇宙船で待とう」

エス「どこにあるか分かるの?」

アイ「ああ、こんなこともあろうかと、常に微弱の電波を発する仕掛けにしていてね」

アイ「ほら、このモニターに現在地が映っている」スッ

エス「へえすごーい! じゃあ、早速向かいましょう!」



~~~



ジェイ「どーする? なにする?」

エル「どーしよっか? イタズラする?」

ジェイ「うーん……、あっ!」



りんご「♪」スタスタ



ジェイ「見覚えある人ハッケーン!」

エル「ハッケーン!!」





りんご「やっぱりプリンプの空気は良いですねー。清々しい気分デス!」ノビー

りんご「空も綺麗だし、化学より魔法の方がエコなのかな……」

ジェイ・エル「「ジェイはどーっちだ!!」」

りんご「わっ!? キミたちは……ジェイ&エルだっけ?」

ジェイ・エル「「そーだよー!」」

りんご「ふむ……、名前の雰囲気からして、ジェイは男の子、エルは女の子かな?」

ジェイ「よくそこまでわかるねー」

エル「ちょっと、答えちゃダメじゃん!」

りんご「ふふ……今のやり取りで確定しました。ジェイは男の子だね!」

ジェイ・エル「「!」」

りんご「(問題はどちらが男の子か……小さい子は男女差が出にくいし……)」

りんご「(ストレートに考えれば声が高く、赤という女性カラーの方がエル)」

りんご「(だがしかし! いたずらっ子であるこの子達なら、その偏見を利用してくる可能性高し!!)」

りんご「(っていうか常識的に考えて男の子でおかっぱセミロングは無いよね、うん)」

りんご「――わかりました!!」

エル「まー、あそこまで言ったらわかっちゃうよねー」ジトー

ジェイ「……と、とにかく、答え合わせいっくよー!」

ジェイ・エル「「答えはどっち!?」」

りんご「キミが男の子のジェイ!!」

エル「!?」

りんご「そしてキミが女の子のエルだね!!」ビシッ

ジェイ「!?」

りんご「真実はいつも一つ、完璧で……、……あれ?」





ティ「おい! こっちに悪戯双子が来な……」

ジェイ・エル「「………」」ズーン…

ティ「あ、なんだ。大人しくさせといてくれたんだな」

りんご「……今私はどっちにどう謝ろうか考え中です……」

ティ「?」




~~~



ティ「よし、これで全員見つかったな」

りんご「良かったですね!」

ティ「……それにしても、まさかまたここに来るなんて……」

ティ「まるで引き寄せられたみたいだったし、もしかして運命? なんてな」

りんご「はは……運命(物理)ですけどね……」ボソッ

ティ「え? なんか言った?」

りんご「いえその……、……なんでもないです、あははは……」

アイ「ティ、ちょっといいかい?」

ティ「ん、どうした?」

アイ「艦のことなんだが……」

ティ「また壊れたのか!?」

アイ「いや、そうじゃなくて……変な航路がルートに加わってるんだ」

ティ「変な航路?」

アイ「異空間ホールというか、なんというか……」


 「それなら、ここの上空に繋がっている」


 「「!」」


サタン「時空の旅人監修・協力の下」

エコロ「ワープゲート、作っちゃいましたー!」

りんご「サタン! それにエコロ!?」

アイ「ワープゲート……つまり、いつでもここに来れる、と?」

エコロ「その通り! でも凄いのはそこだけじゃないんだよー!!」

サタン「エコロの空間探知を私の魔力に混ぜてあるので、どこからでもゲートを作れて」

エコロ「で、ゲートに入ったら元の場所に戻れるんだー!」

ティ「と、いうことは……ぷよ世界と、テトリス世界を行き来出来る……!?」

りんご「で、でもそうしたらまた世界に色々降って来るんじゃ……」

サタン「宇宙船のみという超極小範囲での接触だ、そこまでの問題は起きまい」

エコロ「数ヶ月単位で滞在したら危ないかもだけど、ちょいちょい帰れば大丈夫だよ!」

りんご「じゃあ……、またいつでもティ達に会えるんですね!」

エス「やった……、……じゃ、じゃなくて、あなた達、いつでもエスに会えて嬉しいでしょう?」

アイ「ま、待て、簡単に言ってるけどとんでもないことだぞ!? 一体どういう原理で――」


サタン・エコロ「「魔力」」


アイ「………」

りんご「……ごめんなさい、この人達こういう感じだから……」

ティ「……魔力って凄いな……」



終われ


これで以後いつでもぷよ組に
テト組が合流出来るようになりました!

ホワイトデーなぷよぷよ小話!

シグ「ホワイトデー。はい」

アミティ「ありがと、シグ!」

ラフィーナ「どうも。……ところでシグさん、このチョコだけど……」

アミティ「……またカブトの幼虫型だったり、ゴ●ブリ型だったりしないよね?」

シグ「しない」

ラフィーナ「ならいいのだけれど……」

 パカッ

ラフィーナ「あら、なにかしら? ……砕いたホワイトチョコ?」

アミティ「というかパウダー?」

ラフィーナ「チョコというより、作る時の材料みたいですわね」

シグ「つくった。……よくみろ」

アミティ「よく……?」

ラフィーナ「……みろ……」ジー

ラフィーナ「……ッ!? きゃあああああ!?」ズサッ!!

アミティ「ラフィーナ!?」

ラフィーナ「こ、この粒……一個一個がウジ虫の形してやがりますわ!!」ゾワゾワ

アミティ「!? うわホントだ! しかも無駄に精巧!!」ビクッ

シグ「がんばった」キリッ

ラフィーナ「器用ですわねその左手で……」

アミティ「その器用さは別の場所で披露してほしかったかな……」



~~~



ラグ「はいレティ、お返し!」

レティ「わあ、ありがとう!」パァッ

ラグ「今年はいつも以上にがんばってみたんだ」

レティ「わ、わー……楽しみだナー……」

ラグ「ふふん。なぜかいつも真っ黒になっちゃうから、色々考えて――」

レティ「(あ、焦がしちゃうの改善したんだ……)」

 パカッ

レティ「!?」

ラグ「焦げてもわからないよう最初から黒くしてみた」

レティ「努力の方向が間違ってるよね!?」

ラグ「体にも良いイカスミ配合だぞ」

レティ「……へー、そうなんだ……(結局焦げてるし……)」モグモグ


レティ「(……むしろ黒いことによって焦げに気づかず悪化してるような)」

レティ「(すごい苦いし、体に良いどころか逆に害ありそう……)」ゴクッ

ラグ「どう? 美味しい?」

レティ「(やっぱりラグのためにも、今日こそ正直に――)」キッ

ラグ「三日くらい寝ずに研究してさ、やっと形を整えることが出来るように」

レティ「すっごく美味しかったよ!」ニコッ

ラグ「そっか! 良かった」パァァァ

レティ「(やっぱり無理、こんなきれいな目をしてる人にそんなこと言えない……!!)」



~~~


ホーリー「……よいしょ、よいしょ……」ズルズル

リティ「ん……、ホーリー、すごい荷物だね」

ピーナ「歩いているのは珍しいですわね?」

ホーリー「重量オーバーで……」ズルズル

ハグ「ホワイトデー?」

ピーナ「色々な方に配ってましたものね、……手伝いましょうか?」

ホーリー「ありがとうございます。お返しのお気持ちは嬉しいのですが、少し重くて……」

リティ「愛が重い(物理)」

ハグ「だれうま♪」

ピーナ「……というか、魚とか野兎とかよくわからないものも混ざってるのですけれど……」

ホーリー「運命は人にも獣にも魔物にも平等なのです♪」

リティ「……ちゃんとお返しくる辺りがすごいよね」


~~~


サタン「アルル、ホワイトデー何が良い?」

エコロ「りんごちゃーん! 希望ある? 希望!!」


アルル「え?」

りんご「?」

サタン「ふふん。今回は趣を凝らして、直接欲しいものを聞くことにしたんだ」

エコロ「そんなわけで、僕もりんごちゃんに欲しいお返し聞きにきたんだよー!」

アルル「なるほど……(下手に答えるとまた騒ぎになりそうだなぁ……)」

りんご「……、……ってあれ? 私エコロにあげた?」

エコロ「貰ったよー? ほら、バレンタインの夜に

りんご「夜って……」


~~回想~~


りんご「うわ、もうこんなに暗い……先輩、部活引き延ばし過ぎですって……」

りんご「後半なんて物理学も何も関係ない一方的なお菓子業界への愚痴祭りだったし」

りんご「一応りす先輩にも用意してたんだけど……渡せる空気じゃ無かったしなぁ……」

りんご「まあ、自分で食べるとしましょう」スタスタ


 「チョコ……」


りんご「!?」バッ


 「……チョコ……いいなぁ……いいなー……!!」


りんご「(闇の中から声が……!!)」

りんご「な、何!? 誰!?」


 「やだなぁ、僕だよ……ねえ、チョコ頂戴……?」


りんご「(声はせど、姿は見えず……、……ももも、もしかしなくてもこれは!!)」ガクブル


 「ちょーだいよ……いいでしょ? いいでしょ? ほしいほしいほしいー!!」


――ゴウッ!!


りんご「ひぃぃぃっ!? なにとぞ命だけは! 命だけはご勘弁をぉぉぉぉ!!!」ダッ

 ポロッ






エコロ「? どうしたんだろりんごちゃ……、……あっ!」



~~~



エコロ「チョコだけ残して姿を消すなんて、りんごちゃんってば乙女チック!」キャッ

りんご「……いや……それ違……」

エコロ「いやー、嬉しかったなー! 今年はゼロだと思ってたところのチョコ……!!」キラキラ

りんご「ああ……うん、もうあげたってことでいいです」


エコロ「そんなわけで、何か望みとかある?」

サタン「なんでも叶えてやろう」

アルル「なんでも……(ブナンに、カレーとかにしておこうか――)」

りんご「あ、じゃあティ達にまた会いたいです!」

アルル「えっ」

エコロ「ふぅん、あの新しいお友達?」

サタン「……アルルもか?」

アルル「会いたいかどうかって聞かれたら、会いたいけど……(なんだか嫌な予感が……)」

りんご「でも、流石に無理だよね、そんなの――」


エコロ「よし決まり」ザッ

サタン「あの船落とそう」バサッ


りんご「!?」

アルル「りんごちゃん。……サタンにね、不可能って言葉は無いから」

りんご「……私、もしかしてとんでもないこと言っちゃいました……?」



エコロ「亜空間探知! 異物捕捉!!」フワッ

サタン「空間接続。召喚座標生成。ゲートの精製を完了させる」スッ

エコロ「ゲート侵入! 捕獲成功! 上空座標に誘導するよ!!」ゴウッ


――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


りんご「おお……空が割れていく……」

アルル「……なんかもうどうでも良くなってきた」



サタン「よし、引きずり込め!」

エコロ「うんとこしょー☆どっこいしょー!!」グイッ!!

サタン「後は受け止めるだけ――」



 シュンッ  ドゴオォォォォォォォン!!



サタン・エコロ「「あっ」」



アルル「凄い勢いでどっか突っ込んで行ったんだけど!?」

サタン「重力の問題を忘れてた」

エコロ「っていうかちょっと気合入れて引っ張りすぎた」

りんご「一番大切なところがあまりにも適当!!」

アルル「あれティ達大丈夫!?」

サタン「まあ、前に墜落した時も無事だったし大丈夫だろう」

エコロ「ホント丈夫だよね、あの宇宙船」

りんご「なにはともあれ、これでまた再会できる……のでしょうか……?」

アルル「……だとしたらとりあえず謝るのが先かな……」



終われ


昨日中に上げると言ったな。あれは嘘だ……
……いやごめんなさい布団はいった瞬間寝落ちしました(((・ω・`;)))ワザトジャナイデス

ホワイトデーなぷよテト小話!



エス「………」ソワソワ

ティ「エス、どうかしたか?」

エス「……! ………」ジー…

ティ「なんだ、おれの顔に何か付いてるのか?」

エス「な、なんでもないわよ! 見つめてなんてないったら!!」

ティ「?」

エス「ふんっ!」プイッ


 スタスタ…


ティ「なんなんだ一体……?」

ティ「……女の子は難しいな」

オー「ビー」

アイ「ああ、そういえば今日はあの日じゃないか」

ティ「あの日? 何か知ってるのか?」

アイ「ほら、先月の今日は何があった?」

ティ「えっと……2月14日は……、バレンタインデー?」

アイ「そうだな、そして――」

ティ「あっ、今日はお返しの日か!」

オー「ビービビ!」

アイ「そう。ホワイトデーだよ」

ティ「先月エスに言われてたっけ……、どうしよう、何も用意してないぞ」

オー「ビビー……」

アイ「用意するなら早めにした方が良い。さもないと、エスの機嫌が三ヵ月は悪くなる」

ティ「そ、それは困るな……。何か良い案はあるか?」

アイ「簡単なことだよ。手作りには手作りで返せばいい」

ティ「お、なるほど! ……でも、料理なんて……」

アイ「味ならレシピ通りにやれば大丈夫。どんなに形が歪でも、想いはきっと伝わるよ」

ティ「アイ……! お前、良い事言うな……!」ジーン

アイ「まあ僕は先月誰にも貰えてないから関係無いんだがね」

ティ「………」

オー「………」

アイ「………」


ティ「……なんかごめん」

アイ「……やめてくれないか、謝られると余計虚しくなる……」ズーン




~~~



 『初心者にも出来る! 美味しいお菓子百選』
 『若葉のお菓子~真心を込めて~』


ティ「まあ……、本はこれでいいかな?」

オー「ビビー?」

ティ「よし、早速調理室に――、……ん、アイツは?」


ジェイ「………」


ティ「ジェイか……、エルは居ないようだな」

ジェイ「あっ、ティ!」

ティ「なんだジェイ、今日は忙しいから悪戯には付き合わないぞ」

ジェイ「えー……、……じゃなくて、今日はそーだん!」

ティ「相談?」

ジェイ「なんだかエルがご機嫌ナナメなんだ、遊んでくれないし、今日は一人がいいって……」

ティ「お前、なんかやったんじゃないのか?」

ジェイ「そうなのかな、やっちゃったのかな……」オロオロ

ティ「(……今回は本当に困ってるみたいだな……)」

ジェイ「何の日なんてわからないし……」

ティ「……ん? 何の日?」

ジェイ「今朝出されたクイズなんだ、答えられなかったらどんどん不機嫌になって……」

ティ「(……もしかして……)」

ティ「――ジェイ、お前『ホワイトデー』って覚えてるか?」

ジェイ「!!」ハッ


ティ「やっぱり忘れてたな。……人のこと言えないけど」

ジェイ「ど、どーしよーどーしよー! どうしようティ!?」オロオロ

ティ「とりあえず落ち着け」

ジェイ「でもでも……」オロオロ

ティ「……お前、エル居ないとホント駄目だよな」

ジェイ「だ、だって二人でいれば最強なんだよ!?」

ティ「(つまり一人は寂しいのか)」

ティ「そうだ、なら一緒にお菓子作りするか?」

ジェイ「お菓子作り?」

ティ「今からエスへのお返し作るんだけど、折角だから一緒にやろう」

ジェイ「うん、やるやるー!」

ティ「……くれぐれも悪戯はするなよ」

ジェイ「さすがに今日はしないよ、どれだけ信用ないのさ」ブーブー

ティ「胸に手を当てて日ごろの行いを考えてみることだ」



~~~



ティ「はい、これレシピ本。好きな方使っていいぞ」

ジェイ「じゃー、こっち!」

ティ「自分で出来る? 傍で見てなくても大丈夫か?」

ジェイ「子供扱いしないで! ……ティが見てる方が不安だし」ボソッ

ティ「おい聞こえてるぞ」

ジェイ「さーて、何作ろっかなー」


ティ「……ったく。オー、俺達も菓子の作成を開始しよう」

オー「ビッビビー!」




ティ「後はオーブンに……ん?」

ジェイ「?」

ティ「なんだ、ジェイもクッキーだったのか」

ジェイ「むー……ティと被った……」

ティ「とにかく、そういうことなら一緒に焼いちゃおう」

ジェイ「りょーかい」





ティ「よし、出来た!」

ジェイ「かんせー!」

ティ「丁度おやつの時間だし、なんとか間に合ったな」

オー「ビービ」

ジェイ「さ、持って行こう!」



~~~



エス「……覚えてたんだ……」

ティ「……、………当たり前だろ? 艦長がそんな大切なこと忘れないって」サッ


アイ「………」ジトー


エス「もう! このエスを焦らすなんて……あ、べ、別に待っては無かったけどね!!

ティ「悪い悪い、ほら、クッキー焼いて来たんだ」

エス「ただのクッキー? 三倍返しはどうしたの?」

ティ「あ、……それは、そのー……」

エス「ま、エスは優しいから今日はこれで許してあげるわ」フイッ

エス「……♪」クスッ

ジェイ「ねーねー、エス。エル見なかった?」

エス「エル? ……なんか怒ってたわよ、なにしたの?」

ジェイ「うっ……、そ、そのことで仲直りしようって……その……これ……」サッ

エス「ふぅん、そういう事情……。そうね、じゃあ今からお茶会しましょう!」

ティ「お茶会?」

エス「甘い物は紅茶と一緒に食べると美味しいのよ! 他のお菓子もたくさんあるし」


アイ「………」ジー


エス「アイもおいで、エス特製の減塩無糖クッキー出してあげる!」

アイ「わんっ!」パタパタ

エス「よしよし、いい子いい子」ナデナデ

ティ「良かったなー、アイ」



~~~



エス「はい、ティ達はチョコクッキー、アイは減塩無糖クッキーにチキンビスケット!」

エル「……ジェイ、忘れてなかったんだ」

ジェイ「あったりまえじゃん! ちゃんと覚えてたよー!」

エル「じゃあ、なんで朝答えられなかったの?」

ジェイ「え、……そ、それはその……」チラッ

ティ「(俺に振るな!)」

エス「ちょっと不器用なサプライズよねー?」

ジェイ「!、そ、そう! サプライズ!」

エル「そうだったんだ……、ありがとう! 冷たくしてごめんね、ジェイ」

エス「♪」ニコニコ

ティ「(上機嫌なエスは頼りになるな)」

アイ「(彼女ほど優秀なフォロー役も居ないだろう)」

ティ「(いつもこの調子ならどんなにいいか……)」

エス「パパは参加できないのが残念だけど……それじゃあ、いただきます!」





エス「小麦粉はダマになってるし、材料がちゃんと馴染んでないじゃない、まだまだね」モグモグ

ティ「うぅ……」

エス「……で、でも、素質はあると思うから、今度エスが一緒に訓練してあげる!」

エス「みっちり叩きこんであげるから感謝しなさいよね! 絶対参加すること!!」

ティ「おお……エスに教わったらすごい上達できそうだ、ありがとな」

エス「なによ、別にティのためじゃないんだから! 来年の今日のためなんだから!!」


ティ「(な、なんだ? 急に怒り出したぞ?)」

アイ「(大丈夫、女の子は複雑なんだ)」

ジェイ「さあ、エルもエルも!」

エル「うん! いただきまーす!」

 パクッ!

エル「……~~~ッ!?」ガタッ

エス「エルちゃん?」

エル「……ッ、ッッ……!!」

エス「大丈夫? 詰まらせた? ほ、ほら、紅茶!」

 ゴクゴク…

エル「ぷはっ……、ケホケホッ……」

ジェイ「……え、エル? だいじょーぶ?」

ティ「急にどうしたんだ?」

エス「……! エルちゃん、それちょっと頂戴?」カリッ

エス「これは……、……ジェイ、またやったわね?

ジェイ「えっ!? な、なにもしてないけど……」

エス「何もしてないしょっぱさじゃないわよ、砂糖と塩逆に入れたでしょ」

エル「……うー……」キッ

エス「ジェイ……いたずらっ子なのは知ってるけど、こんな日にまで……」

ジェイ「や、やってないって! エルには何もしないよ」

ティ「待ってくれ、今回はたぶんコイツじゃない!」ガタッ

ジェイ「そうだよ! ちゃんとお砂糖の容器――赤い蓋の容器から入れたよ!!」

ティ「えっ?」


エス「それはおかしいわね……」

エル「……!」ハッ



エル「ジェイ……、昨晩、何したか覚えてる?」

ジェイ「昨晩? ……、………あっ」



~~回想~~


エル「こっちがお砂糖でこっちがお塩!」

ジェイ「よし、これ入れ替えちゃおー!!」




エル「エスはいつ気づくかな?」

ジェイ「じゃあどのくらいで気づくか賭けてみる?」

ジェイ・エル「「あはははははっ!」」


~~~


ジェイ「……あ、あはは……」ジリッ

エル「……ジェーイー……?」ジリッ

ジェイ「ごめんなさーい!!」ダッ

エル「にげた! まてー!!」ダッ

 ワーワーキャーキャー



ティ「……やっぱり自業自得だな。庇って損した」

オー「……ビー……」

アイ「ちなみに、エスならいつ気づく?」

エス「そんなの使う前にわかるわよ。質感も色もどう見ても別物じゃない」

ティ「おれには同じ粉にしか見えないけど……」

エス「ってそれよりも、なんでティはちゃんと作れたの?」

ティ「いや、そのー……砂糖って、青い容器に入ってる方かと……」

エス「えっ。……ちゃんと容器に書いておいたはずだけど」

ティ「雰囲気で赤い方が塩かなって……」

エス「雰囲気!? 雰囲気で調味料決めたの!?」


アイ「……つまり、本来ならエスとエルの状況は真逆だった筈なのか」

ティ「今回ばかりは悪戯に感謝だな」

エス「それより、ティは道具の場所と見分け方から特訓よ! 今から来なさい!!」グイッ

ティ「えっ? あ、ちょっ……」

エス「この調子だとみりんと料理酒の違いも、スプーンとさじの違いも分かって無さそうだわ……」

ティ「うっ……(全然わからない……)」ズルズル

オー「ビービー」フヨフヨ





アイ「………」ポツン

アイ「……そしてまた私だけ残されるのか……」モグモグ…

アイ「……おや、おかしいな。減塩クッキーがしょっぱい……」グスッ…



終われ


早いって? どっちにしろ他のやつも書いていたら後ろに一週間ずれ込むのです。
だったら最初から早めにやって+-を小さくするべきなのです(バレンタインからの学習)

ちなみにゼット(エックス)からエスちゃんへは
美容と健康に良さそうなビタミン入りの飴をたくさん贈ったようです。

ぷよテト小話!




ティ「……んー……」

オー「……ビー……」

ジェイ「……なにさ、まだ何もやってないよ」

エル「監視しないでよー」

ティ「いや、そうじゃなくて……お前たちの髪型って、おれとエスに似てるよな?」

エス「言われてみればそうね」

アイ「確かに」

ティ「真似してるのか? 可愛いところもあるなー」

ジェイ「違うよー」

エル「ここって情報少ないし、参考に出来る髪型がエスしかいないんだ」

ジェイ「ゼットはハゲだし、アイはボウズだし……」

アイ「キャウン!?」ガーン

ジェイ「消去法でティしかいなかったから」

ティ「やめてやれアイは短毛種だ!!」

アイ「……ボウズ……ボウズか……」ズーン

ティ「ほら見ろアイのチワワハートが粉々だ」

エス「でも、このエスの真似するなんて可愛いじゃなーい!」

エル「可愛い? 可愛い?」

エス「そうね、オリジナルのエスの次に可愛いかしら!!」

エル「えー」ブーブー

エス「ふふん。でもエルなら弟子にしてあげてもいーわよ。同点1位にはなれるかもね」

エル「同点好きー! 弟子やるやる!!」キャッキャッ

ジェイ「えっ」

エス「えっ?」

エル「でも弟子ってなーに? どうやるの?」

エス「……そうねー……やっぱり弟子ってからには師匠の真似をするんじゃない?」

エル「エル真似なら得意だよ! アイラッシュ! リップクリーム!」スチャッ

エス「あら、お上手お上手!」パチパチ




エル「えへっ」

エス「よく見て!」

エル「ほぉーら!」

エス・エル「「(エス/エル)がイチバン!」」

エル「かわいいでしょー?」

エス「可愛いでしょー?」


エス「このエスの動きについてくるなんてやるじゃない」

エル「やるじゃなーい!」

 キャッキャウフフ




ジェイ「………」ムスー

ティ「……あー。なんだ、あいつらが飽きるまで俺と組むか?」

ジェイ「!」

ジェイ「うん、そうする! あそぼー!!」

ティ「よしよし、テトリスでもするか」

ジェイ「はーい!」



~~~


エル「おはよー!」

エス「おはよ……、ん、ちょっとおいで?」

エル「なになにー」

エス「寝ぐせついてるわよ。私の弟子ならちゃんと直ししなさい!」

エル「えー、めんどくさーい」

エス「しょうがない子ね。じゃあやったげるからもうちょっとこっち」

エル「はーい」

エス「ついでにちょっとおしゃれしてみる? エスのヘアバンド貸しましょうか」

エル「するー!」

エス「そうだ、ついでにエスが可愛らしい女の子のイロハを伝授してあげましょうか」

エル「うん!」




ティ「おはよ、ジェイ」

ジェイ「はよー……エルってば、まだエスのとこに……」

ティ「まあエスもエルも飽きっぽいからすぐ普段通りに戻るさ」

ジェイ「じゃあティ、代わりに遊んでー!」

ティ「ああ、いいぜ。とりあえずテトリスしよう」

ジェイ「えー! それ飽きたー!!」

ティ「飽きた!? いやテト号の乗員がテトリス飽きちゃダメだろ!!」

ジェイ「でも飽きたものは飽きたの! この前行った星みたいなとこまた行きたいー!」

ティ「無茶言うな。じゃあ……そうだな、俺の仕事に付き合うか?」

ジェイ「それ楽しそー!」

ティ「……絶対イタズラするなよ」

ジェイ「どーしよーかなー」

ティ「絶対だぞ!? 絶対だからな!?」



~~~



エス「お肌はね、一見綺麗でも実はダメなところがあったりするの」

エル「うんうん」

エス「だから毎朝ちゃーんと鏡でチェックするのよ」

エル「エスはしてるの?」

エス「勿論! ……ところでエルちゃん、昨日寝不足でしょ?」

エル「ん? んー……ちょっとゲームしてて、なんでわかったの?」

エス「血色が少し悪いもの。こういう時はファンデーション!」

エル「ファンデーション?」

エス「ぱふぱふーってして、お肌の色を良くするの!」

エル「へー。やってやってー!」





ティ「こちらティ。時刻は午前10時。テト号内異常なし。乗員は平和を謳歌している」

オー「ビービビー、ビビー」

ジェイ「………」

ティ「よし、午前の仕事終了!」

ジェイ「今ので!?」

ティ「そうだけど?」

ジェイ「(……イタズラする暇さえなかった……)」

ティ「?」

ジェイ「(まあいいや、午後の仕事でイタズラしよう)」



~~~



ティ「こちらティ。時刻は午後5時。テト号内異常なし」

オー「ビビー、ビビビビー」

ジェイ「………」

ティ「では、本日の定期連絡を終了する。特筆すべきことは無し。何かあれば緊急連絡する」

オー「ビビビビー、ビッビビビー」

ティ「よし、今日の仕事終了!」

ジェイ「……えー……」

ティ「なんだよ、不満そうだな」

ジェイ「いや、だって……艦長のお仕事ってこれだけなの?」

ティ「これだけとはなんだ。定期連絡は大事な仕事だろ」

ジェイ「そーだけどさー、もっと軌道のコントロールとか……」

ティ「アイがやってる」

ジェイ「コンピューターとか、艦内設備の異常確認……」

ティ「それもアイがやってる」

ジェイ「………みんなが過ごしやすいように掃除するとか、食材確認とか?」

ティ「ゼットがやってる」

ジェイ「……、………じゃあ退屈しないように、お菓子とか内装みたいな娯楽」

ティ「エスがやってる」

ジェイ「………」

ティ「………」






ジェイ「艦長って要らないんじゃない?」

ティ「!?」ガーン



~~~



エル「今日はなにするー?」

エス「んー……、もう特にすることもないわね」

エル「じゃあ免許皆伝?」

エス「難しい言葉知ってるじゃない。いいわよ、それで」

エル「わーい! じゃあジェイのとこかえーろっと、また弟子やらせてねー」バイバイ

エス「イタズラも程々にねー?」ヒラヒラ





ティ「艦長……艦長とは……艦長ってなんだ……?」ブツブツ

オー「ビビビー、ビー」オロオロ

アイ「ティが今朝からずっとあんな感じなんだが」

ジェイ「しーらないっ」

エル「ジェイー、あーそーぼー!」

ジェイ「あっ、エルお帰りー、エスのとこ楽しかった?」

エル「すっごく! ジェイはどうだった? ティ何してた?」

ジェイ「うーん……、まあ、後で話すよ、今は作戦会議しよっ!」

エル「いいよー!」

ティ「一体艦長は何をするのが仕事なんだ……報告か……? それに何の意味が……」ブツブツ

アイ「二人とも、それよりティをなんとか……」

ゼット「ソレハ ナンノ カイギダ?」

ジェイ「わあ!? ゼットだ!!」タッ

エル「な、なんでもありませーん!!」タッ

ゼット「ナンデモナイナラ ナゼニゲル マチナサイ」ガシャガシャ

エス「あ、パパー! どこ行くのー?」タタッ


 ワーワーキャーキャー


アイ「あ、ちょ、ちょっと皆……」

ティ「………」ズーン

アイ「………そ、その……ほらティ、ボール遊びするかい?」フリフリ

ティ「……しない……」

アイ「骨っこ食べる? 骨っこ。あの星で買ったんだが中々美味で……」パタパタ

ティ「……今、自分とは何かを考えているんだ……」ハァ…

アイ「そんな哲学的な……あ、じゃ、じゃあロープでも噛むかい? ストレス解消になるよ」パタパタ

ティ「いや……っていうかお前結構普通に犬だったんだな……」



終われ





オマケ


『パパは心配性』



エックス「最近あまり食べてない……? いや、間食が多いな……」ブツブツ

エックス「今は大丈夫だとしても、糖分過多は後々に……」ブツブツ

エコロ「こんにちはー! 退屈だったから遊びに来たよー!!」

エックス「ああ……キミか。見ての通り今忙しいんだ」カチャカチャ

エコロ「なにしてるのー?」

エックス「ゼット……自作ロボに送る教育プログラムを作ってる」カチャカチャ

エコロ「きょーいく? それって、前言ってた娘さんの?」

エックス「うん。エスはいい子なんだけど少し自制が効かないから、心配でね……」

エコロ「ふーん……。ところで、エスちゃんの間食が多いとかってここからわかるの?」

エックス「いや、流石にそこまで細かい情報は伝わってこないかな」

エコロ「? じゃあどうしてそんなことが――」

エックス「このモニターを見てごらん」スッ

エコロ「どれど……れ……」ピタッ

エックス「起床時・食事中・休憩時・入浴中・その他諸々のデータをゼットに一日50枚転送させてるんだ」

エコロ「色々言いたいことはあるけど入浴は流石に駄目だと思う」

エックス「大丈夫、湿気に弱いゼットの代わりに防犯カメラが仕込んであるから」

エコロ「お父さんそれたぶん犯罪です」

エックス「お前にお父さんと呼ばれる筋合いは無い!!」バンッ

エコロ「そこでキレるの!?」

エックス「大体、娘の様子をちゃんと見るのは親の義務なんだから」

エコロ「義務にしても行きすぎじゃないかと思うんだけど」

エックス「女の子なんだから食事内容・間食・睡眠時間・入浴剤・シャンプーのことはちゃんと見てあげないと」

エコロ「途中からおかしいよね!?」

エックス「別に普通だよ、というかキミ、そんなにツッコむタイプだったっけ?」

エコロ「年中ツッコまれてる僕がツッコミに回る時点で相当なことだよ」

エックス「……うーん、やっぱり少しやりすぎに見える?」

エコロ「少しどころじゃ……」

エックス「あの子が小さい頃から会えてなかったからさ、こういうトコで手出したくなっちゃうんだ」

エコロ「……!……」

エックス「今はたまに会えるけど、あの子はゼットを父親だと思い込むように育てたから、
     僕の都合のために混乱させるのは可哀想で打ち明けられない。……いつかは言うつもりだけれど」

エコロ「………」

エックス「エスは僕を警戒してるから、エスのことはゼットを通して知るしかない」

エックス「でも、モニターで体調はわかっても、温もりが伝わることはない。
     甘えん坊のエスをゼットを通して抱きしめてあげても、お互い感じるのは冷たい感触だけ……」

エコロ「エックス……」





エックス「そんなわけでゼットに体温シンクロ機能と感触送信機能を付けたんだけど」

エコロ「同情した僕が馬鹿だったよ」

エックス「これで体温に加えて体重データもチェックできるんだよ? 凄いと思わないかい」

エコロ「技術の無駄使いにも程があると思う」

エックス「よし出来た! 早速ゼットに送信だ」カチャカチャカチャッ ターンッ!!

エコロ「あー……うん、もう好きにしなよ、僕帰るから」ゴウッ

エックス「そう? またねー」ヒラヒラ



終われ

なんとなく似てるなーって思ったので書いた小話。
エスの性格を見るにエックスは絶対過保護なタイプだと思います。
プロフィール

o雛嬢o

Author:o雛嬢o
気まぐれ多趣味な私、雛嬢が自分の好きなジャンルの小説や
イラストなどをまったり書き綴るよろずブログ。リンクフリーです。
カテゴリ一番上にある必読記事は読んでくださいね。

現在のメインはぷよぷよ・ポケモン(プレイ記)となっております(・ω・´*)
ただリアルの事情で更新頻度やや低下中……。

申し訳ありませんが、現在フレコ交換受け付けておりません。訪問者さん同士での交換所はこちら→3DSフレコ交換所(pass:3dstrade)

※過度な下ネタ、中傷、転載等のマナー違反を繰り返し、
注意しても改善されない場合は他の方々にも迷惑なので
コメントの規制をさせていただきます。ご了承くださいませ。


ゲームで気まぐれに対戦部屋を開いたりしている時がありますが、その時はお気軽にご参加くださいね!

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